2歳10か月の娘は4月からプレ幼稚園に通いはじめました。通っている幼稚園の図書室に『ひとりになったライオン』が置かれていて、娘はなぜか全く迷うことなく手に取り、読み始めました。その後も図書室へ行く度に「ひとりになったライオン!」と探して読んでいました。読書の時間ではない時にも読みたがるので、大好きになったこの絵本をおうちでも読めるようにと思い購入いたしました。届いた日には母にも「読んで!」と何十回も持ってきて、自分でも読み、ライオンになったりシマウマになったりして自分もなりきっていました。最後のライオンの姿に「ライオンさん、がんばれ!」と呼びかける娘を見て、やはり購入して良かった、この本に出会えて良かったと思いました。夏目さん、福音館書店さんありがとうございます!!
ひとりになったライオン
リアルに描かれた親離れしたライオンの一日
わかいライオンが親離れして、ひとりで暮らすことになった。これからは、お父さんに会うことも、お母さんが獲ってきた獲物を食べることもできない。どうやって生きていくのか心細くなった。でも、自分の力でやっていくしかない……。舞台はアフリカの大地。リアルに描かれたライオンは迫力満点。群れを離れてひとりで狩りをする過程を通じて、失敗しながらも成長していくライオンの姿が表現されている。大自然の厳しさを知る貴重な一冊。
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
小学中学年から