どうぶつのおやこ

親子の絆を丁寧に描いた文字のない動物の絵本

いぬ、さる、くま、ぞうにライオン……。町や動物園で見かける身近な動物たちが次々に登場します。どの動物の子どもたちも、お母さんやお父さんがいっしょです。だっこされたり、じゃれていたり、子どもたちはとても安心した表情をしています。それぞれの毛の手ざわりや、息づかいまでが感じられるほど丁寧に描かれた動物たち。まるで親子がかわしていることばまでもが聞こえてきそうです。小さな子どもたちにぴったりの文字のない動物の絵本です。

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¥1,100(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
16ページ
サイズ
19×25cm
初版年月日
1966年11月01日
ISBN
978-4-8340-0074-0
テーマ
ネコ/ロングセラー/クマの本/100刷を超えた本/動物

みんなの感想(5件)

私がどうぶつ好きなので、子どもにも好きになって欲しくてこの本を手にとりました。まだ4ヵ月の息子と動物園に行ったつもりで楽しめます。まだ息子の反応はうすいものの、ぐずっている時にも読んだら、じーっと見はじめて興味を示しています。私が特にすばらしいと思うのは、キリンのページです。背が高くて首が長くて大迫力。本物のきりんを見たときのような感動があります。

ねこを飼っているので、ねこのページで手をのばしたりつかもうとしています。目の前にいるような写実的な絵なので、生き物に興味を持つきっかけになってくれそうです。長く愛読すると思います。

字のない絵本だからこそ、読む側がストーリーや文をつくることが出来て良いです。絵が上手だなぁと思っていたら、図鑑なども書かれていると見て納得しました。

私が勤務している園では絵本の年間計画をたて、3か月に2~3冊ずつ選び、同じ絵本をくり返し読み合うことをしてきました。この絵本は10月~12月の3か月間、1日に何十回とリクエストがあがり読んできましたが、3月になった今でも毎日数回読みたいと言われ楽しんでいる、クラスのNo.1思い出いっぱい絵本です。振り返れば10月には、どの動物を見てもみーんな「ワンワン!」と口にしていたかわいい子どもたち。この絵本に出会い、動物が大好きになりました。おうちの方もそんな様子を見て、動物園へ連れていってくださる方がたくさんありました。絵だけで文章がないからこそ、わたしたち大人と子どもとの間だけのやりとりが生まれ、ぞうさんやキリンのうたをうたったり、ごちそうを動物にあげたりして一緒に楽しんできました。藪内さんの絵の動物絵本しか選ばない子もいました。もうすぐ1歳児クラスへ進級しますが、この絵本が一緒なら安心して過ごせるだろうと思えるくらい、特別な絵本です。

賞を受賞している絵本だった為、あまり内容を確認せず7ヶ月の息子にインターネットで購入しました。届いてすぐにページをめくってびっくりした事が2つありました。絵が本物の動物の写真のように細かいタッチでとても綺麗だった事と、文字が書かれていなかった事です。息子に読み聞かせようと思っていたのですが、動物の親子の絵を一緒に見て、お話し(語りかけ)をするような形になりました。親子のコミュニケーションに使用していきたいです。

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