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よあけ

夜明けの世界のさざめきを美しく描き出す

山に囲まれた湖の畔、暗く静かな夜明け前。おじいさんと孫が眠っています。沈みかけた丸い月は湖面にうつり、そよ風の立てるさざ波にゆらめきます。やがて水面にもやが立ち、カエルのとびこむ音、鳥が鳴きかわす声が聞こえるようになると、おじいさんは孫を起こします。夜中から薄明、そして朝へ……。刻々と変わっていく夜明けのうつろいゆく風景を、やわらかな色調で描きだし、静かな高揚感をもたらしてくれる1冊です。

  • 読んであげるなら

    5・6才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 1,320円(税込)
ページ数 : 32ページ
サイズ : 24×26cm
初版年月日 : 1977年06月25日
ISBN : 978-4-8340-0548-6
シリーズ 世界傑作絵本

その他の仕様 +

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みんなの感想(24件)

  • 以前から図書館で、何度かかりていましたが…大好きな本なので購入しました。すばらしい本ですね! 本物の自然に触れたくなります。

    稲毛 あゆみさん
    お子さんの年齢:小学高学年

  • 自宅を開放して家庭文庫をしています。小学校、幼稚園の勤務を経て、その間読み聞かせをした多数の本(絵本等)が自宅にあります。うもれさせておくのはもったいないと気づき、家庭文庫をひらきました。”よあけ”も出会えてうれしいです。まだまだすぐれた絵本に出会いたいです。文庫に加え、読みきかせ等に用いさせて頂きます。

    ロバのトッチさん

  • 前から知っていましたが、子どもたちに読み聞かせをする本を、という視点で読んでいたので、良さがわかりませんでした。
    最近 改めてゆっくり読む機会があり、絵の美しさに感動して(特にいちばん最後の場面)、自分用にほしくなりました。水彩画特有の滲んだ感じ、月や太陽の光の描き方が素敵です。原画を観てみたいなぁと思います。
    最近よくある、子どもウケする楽しい絵本ではないけれど、大人がゆったりと静かにときを過ごすのにぴったりな絵本だと思います。

    M.I.さん

  • 父親が3歳の息子にと買った本ですが、本人が一番感動していました。最後の絵のコントラストが何とも言えないと。キャンプも好きなので、この感動は実際に味わった事のあるよあけの色にも同感したようです。子どもは絵本を楽しむというより、大人の反応を楽しんでいるようです。

    倉谷 詠子さん
    お子さんの年齢:3才

  • 40年位前に絵本原画展で知りました。店頭や図書館で何度も手に取っていましたが、改めて自分のものとして持っていたくなり、購入しました。初めて原画を見た時の感動を思い出しました。

    RTさん

  • 絵も翻訳も美しく、芸術的だと思いました。絵本から芸術に接するキッカケがある。ハードルの低い入り口なので、そんな本が沢山生まれるといいなと思います。

    髙瀨 知さん

  • いま18歳である自分に購入しました。最近になって風景画に魅力を覚え、こちらの絵本の存在を知り購入。緑と青、どうしてこんなにも心が締め付けられ、そしてほぐされるのでしょう…

    パフィさん

  • この絵本を手にしたのは、大分前のこと。その時は浮きが水中に沈みこむように、私の気持ちの中に沈みこんでゆきました。今、コロナ禍の中でフーッと浮かび上り読み返しました。まるで墨絵をみている感有り。何かホッとしました。粛々と日々をすごすいつかは、以前のように明るい日々があけるであろうと願い心待ちしております。この絵本をそばに…。

    みやこの母さん

  • 私自身の誕生日に娘から贈られ、孫娘と読みました。山登り、山小舎、キャンプを趣味とする私によく合う本です。一昨年孫娘と訪れた湖の傍の山小舎を思い出して、去年は倒木で路が塞がれていけませんでしたが、今年こそ行こうと話しました。湖には手作りの舟もあるので楽しみです。「やま くろぐろと しずもる」の「しずもる」が古風で好もしい。

    Dr.くまヒゲさん
    お子さんの年齢:小学高学年

  • 美しい絵に心を奪われました。子も初めてページを開いたときから、この本の静かな世界へすーっと入っていき、その様子に親である私が感動しました。3回ほど続けて読み、そのまま気持ちよさそうに眠りに落ちていきました。とても静かで美しい本。心がしんとして癒されます。

    Yさん
    お子さんの年齢:1才

  • 静けさを感じる美しい本です。コロナの暗い世の中は、人間の慢心が招いたことかと天の啓示と受け止めていますが、その中でこの本との出会いは自らを反省し、自然の偉大さを改めて教えられる気がいたします。本の力はすばらしいです。

    鈴木 優子さん

  • 成人、結婚、昇進、誕生、還暦…新しい世界の入口に立つ人にプレゼントしたい本である。

    鈴木邦夫さん

  • 絵本の中の静寂に引きこまれます。「味わう」とか「感じる」絵本ですね。そのまま絵本と一体化しています。ずっと見ていてあきません。すばらしい本ですね。瞑想をしていて、まぶたの中に浮かんでくるような感じでした。「ことば」以上に語るものも多いです。ありがとうございました。

    Y.H.さん

  • 自分自身用に購入しました。大好きな絵本です。いつまでも手元に置いておきたい一冊です。

    山本裕之さん

  • とても奥ゆきのある絵本でした。0歳の娘にはまだ早いかもしれませんが、色の少なさとあまり他の絵本にはないしずけさ…子どもには大人よりも何倍も色々なことを考え、感じることが出来る絵本だと思いました。

    ふみしゃんさん

  • 上京してから母のようになにくれと面倒を見ていただいた職場の先輩。もう住む場所も遠く離れていましたが、50年近く連絡をとりあい、旅に行ったり、おいしいものを食べたり、いっぱいおしゃべりをしたり、ずっとお世話になっていました。突然の訃報で打ちひしがれていた時書店で見つけ、なんとも言えぬ色合いと静かな音に、心がいやされていきました。彼女が私にふと手をとらせてくれたような気がした絵本、よあけ。

    ゆえさん

  • 言葉の響きが大変美しく、初めて読んだときは所々で鳥肌が立つほど感動しました。とても素敵で子どもだけではなく、大人にもおすすめしたい絵本ですね。

    kiyoさん

  • 36、7年前から子どもたち3人に読み(今も本がありますが、こちらはとっておきたいので)このたびは、孫たちに読んであげたくなり、買わせていただきました。東洋的であたたかく、時おりページをめくり心休まるひととき…「読んだことない、知らない」という若いお母さんにも、おすすめの本です。

    nontanさん
    お子さんの年齢:5・6才

  • 孫とおじいさんの小さな冒険、こんなことしたいと思いました。自然の小さな変化を感じ、水彩画の趣味がありますが、自然なタッチの中に美しい描写ですね。昔から貴社の絵本のファンです。

    兄部 千達さん
    お子さんの年齢:5・6才

  • まだ4歳のうちの子はこの本が大好き。「キャンプをしたときと同じ」っていつも言います。日の出前の静けさや、日の出の瞬間の喜びは体験していれば何歳でも通じるものだと思いました。絵がとても綺麗で私も大好きです。

    えいたろうさん

  • わたしは、大学生のときにこの絵本に出会いました。絵のすばらしさはもちろんですが「美しい」だとか「きれい」という言葉を使わずに、日の昇る瞬間を訳した瀬田さんの翻訳があってこその絵本だと思います。職場で、読み聞かせに慣れてきた3年生に読みました。しーんと静まりかえって絵を見つめ、読み終わった後は溜息をついていました。子どもは、明るく楽しい本以外も好きなのだと知りました。

    なつみつかさん

  • この絵本、けっして子供うけする絵本ではないような気がします。美しい絵を感じることはできても、静の世界を感じるのって難しいですしね・・・どちらかというと、10代や大人向きの絵本かなあと思います。それでも挿絵のすばらしさ、読んだときに私が感じた透明感あふれる世界を思い出すと、☆5つをつけたくなっちゃいます♪

    さやぽん☆さん

  • 大学生の時に友人からプレゼントされた本がこの「よあけ」でした。水墨画を思わせるような抑制した色づかい。最小限でありながら心に語りかけるような文。ページをめくる手が自然と、だんだんゆっくりになっていきます。この本には、人も大地も澄んだ「よあけ」にしか感じ取ることのできない空気が流れています。

    みやもとさん

  • よあけ前の静寂と緊張感が伝わってくる絵本でした。

    ハイディさん

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