ノラネコの研究
ノラネコの1日を追った、ネコ観察記録
アフリカの草原やアマゾンのジャングルへ行かなくても、動物の観察はできます。たとえば近所のノラネコ。「わたし」は、町に住んでいるネコたちに名前をつけて特徴を書いたネコカードを作ります。じっと座って、どのネコがいつごろやってくるか調べたり、ネコに電波を出す装置をつけて、どこにいるか調べたりします。「わたし」がいちばん好きな、ネコのあとを1日こっそりついていく観察方法を紹介します。ゆかいな動物行動学入門の本。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : かがく絵本・図鑑 |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 26×20cm |
初版年月日 | : 1994年04月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0196-9 |
シリーズ | : たくさんのふしぎ傑作集 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
漫画のようなコマワリが見易く、犬のアクビする顔が笑えた。動物は好きだけど、犬しか飼ったことがない。猫はどうやって生きているのだろう、と言う疑問は少なからず持っていた。大人が楽しめて、子供にも分かりやすい。生態が理解できれば、きちんと命と向き合うことが出来る。人も動物も虫も鳥も、皆日常を生きている。友達に一冊、弟に一冊、自宅に一冊、同僚に一冊(笑)と考えている。素敵な本をありがとうございます。
ほたるさん
最近は、家では飼えないけれど、ノラネコのお世話をする地域猫活動がだんだんと活発になっています(地域猫とは、ネコに理解がある人が不妊去勢手術やエサをあげるなどして外で世話されているネコです)。
ノラネコの動物行動学を知っているとより世話がしやすくなります。
『ノラネコの研究』の中で、文を担当している伊澤雅子さんは、哺乳類生態学の研究をしている学者さんです。伊澤さんは、特にネコ科の動物の研究をしていて、この絵本の中で、ノラネコの生態について解説されています。
たとえば、ノラネコは、決まった時間に決まった場所で食べたいのです。ネコは上から見下ろされるのは好きではないので、なるべくネコより下から観察しましょう。そして、大きな音にも敏感なので静かに言葉でないコミュニケーションを取りといいなどです。
ノラネコの動物行動学を知るとよりノラネコは理解できて興味深い動物です。
石井万寿美さん
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