日々の絵本と読みもの

身近な乗り物の仕組みを知ろう『エスカレーターとエレベーター』

『エスカレーターとエレベーター』

ショッピングセンター、百貨店、電車の駅、オフィスビル……みなさんが街中で見たり、乗ったりする、エスカレーターとエレベーター。でもどうやって動いているのか、知らない人も意外に多いのではないでしょうか? そんなとても身近な「乗り物」の仕組みを知ることができる一冊です。

お話は、さんたろうくんがお母さんと一緒に、デパートに買い物にやってきたところから始まります。

まずはエレベーターに乗って、向かうフロアのボタンを押すと、エレベーターは上の階へとどんどんのぼっていきます。動く仕組みはどうなっているのでしょう。ページをめくると…エレベーターの「かご」を、重りのついたロープで上げ下げする様子がわかりやすく描かれています。

そして、「動く階段」のエスカレーター。

床下から次々と出てくるエスカレーターの「ステップ」は、一段一段がひとつにつながり、歯車でぐるぐると回すことで、たくさんの人を乗せて運ぶ、という構造を解説してくれています。エスカレーターに乗るための「ちょっとしたこつ」も教えてくれますよ。


この絵本をじっくり読んでみて、改めて街や駅でエスカレーターとエレベーターを乗りに行ってみませんか?

担当N・私は小学校低学年くらいまで、「エスカレーターに乗るとき、降りるときのタイミングがわからない~!」といつも思っていました(皆さんはどうですか?)。



 

2023.11.10

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