とうごうなりささんの『じょやのかね』を数年前拝見し、こういう作品を描ける絵本作家さんが出現したことに感激しました。『さくらがさくと』は初め書店で手に取りました。図書館で借りてじっくり読んでみると、作品の良さがじわっと入ってきました。紙芝居のような感じで、一つ一つていねいに紙(絵)が染みてきます。小学生だった頃の花見を思い出しました。
基本情報
- カテゴリ
- かがく・図鑑
- ページ数
- 32ページ
- サイズ
- 24×31cm
- 初版年月日
- 2020年02月10日
- シリーズ
- 福音館の科学
- ISBN
- 978-4-8340-8539-6
- テーマ
- 入園入学/春の植物/お花見/電子版
みんなの感想(10件)
この本を買ったのが3月下旬。散歩でみてるさくらが咲いてたり、まだつぼみだったり…これから満開になるさくらを子どもと楽しみに話していた時に出会った本でした。今の季節にぴったり重なってすぐに気に入りました。満開に咲くだけでなく、みどりの葉になっていく様子まで描かれており、それがまた良かった。子どもも何度も読んでます。
桜の咲いている風景がとってもきれいな絵本でした。自分の住んでいる場所は桜の咲く時期はいつもGW頃ですが、都会の地域の桜が咲くのはこんな風にやってきて楽しまれているんだなぁと感じました。とうごうなりささんの『じょやのかね』も読みましたが、季節と人の心の描写をかいている素敵な作品だとおもいます。
桜の絵がとても美しかったです。
弘明寺の桜が好きで、結婚を機にこの街に引っ越して来ました。“さくら”と名付けた娘も絵本に手を伸ばして「キャッキャッ」と声を上げて喜んでいました。特に女の子が桜を見上げて天井いっぱいに花があるシーンがお気に入りのようです。コロナがおちつき、家族でさくら祭りに参加できる日を楽しみに、大切に絵本を読んでいきます。いつでも春を感じられる素敵な本をありがとうございました。
春のうきうきした感じがよく出ていました。
桜が美しく見事にかかれていて、ずっと見ていたくなりました。日常の1シーンと桜の木の開花までとその後の様子が自然に融け込んで、日々の中にある幸せを感じられました。
SNS(インスタグラム)を見て「さくらがさくと」を購入しました。もうすぐ春、息子の幼稚園、もしくはおはなし会で読もうと思っていたのですが、コロナウィルスの影響で中止。あたり前にしていた、できていた行事ができなくなる、でも桜の季節は今年もやってきてくれた。あたり前の安心安全な毎日に感謝。桜が咲くように、みんなの笑顔も早く咲きますように。
私たちの保育園のある街が舞台だと、こどものとも社の人が紹介してくれました。ネットでもどこでも絵本は手に入りますが、ふら~っと訪問してくれる、こどものとも社の人とやりとりしながら絵本を増やしていくのが、私はいいなぁと思います。こういう、人と人とのやりとりのない絵本は、タブレットで見る画面に似て、ただの作品です。その人が読み、これはいいなぁと思うものをていねいにご案内してもらうのも絵本の楽しみ!!
日常の変化の無い日々のなかに、季節の変化を感じる事が出来る文章と、木々の成長、鳥達の活動が、絵のなかに表現されているように思います。絵があたたかみを感じ、年齢に関係なくほのぼのととても良いです(P22、P23)
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