あべ弘士さんの絵なので手にとりました。2箇所にしか出てこないけれど、ピリっと効くおじいさんの自然や命への畏怖のようなものがとても好きです。大切だと思います。
手おけのふくろう
手おけの中で子育てをしたふくろう夫婦の物語
北国の里山でのお話しです。毎年、民家の脇にある古い桜の木のうろで、子育てをするふくろう夫婦がいました。ところが、ある年の冬、大雪が降ってその桜の木が倒れてしまいます。困った夫婦は、民家の軒先に吊された手おけを見つけ、そこを巣にします。時には雪やみぞれが吹き込み、天敵のハクビシンにも狙われるという悪条件の中、それらを乗り越えて、3羽のヒナを巣立ちに導くまでを描きます。
- 読んであげるなら
4才から - 自分で読むなら
小学低学年から
品切れ中です※在庫は小社の在庫状況です。在庫や取扱いの状況は各書店によって異なります。
¥1,540(税込)