手おけのふくろう

手おけの中で子育てをしたふくろう夫婦の物語

北国の里山でのお話しです。毎年、民家の脇にある古い桜の木のうろで、子育てをするふくろう夫婦がいました。ところが、ある年の冬、大雪が降ってその桜の木が倒れてしまいます。困った夫婦は、民家の軒先に吊された手おけを見つけ、そこを巣にします。時には雪やみぞれが吹き込み、天敵のハクビシンにも狙われるという悪条件の中、それらを乗り越えて、3羽のヒナを巣立ちに導くまでを描きます。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
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¥1,540(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
48ページ
サイズ
25×24cm
初版年月日
2017年06月25日
シリーズ
日本傑作絵本
ISBN
978-4-8340-8340-8
テーマ

みんなの感想(2件)

あべ弘士さんの絵なので手にとりました。2箇所にしか出てこないけれど、ピリっと効くおじいさんの自然や命への畏怖のようなものがとても好きです。大切だと思います。

この絵本の1ページ目に「巣は木にあいたウロの中にありました」と書いてあります。“ウロ”なんて中々普段の生活では使わない言葉が書いてあり、絵本の中で言葉や物の名前を知るきっかけになり、いいなぁと思いました。大人は知っていても、子どもに教えるのは(わかりやすく説明するのは案外むずかしいです)知らず知らず言葉や森の様子を知るきっかけになると思います。絵本は想像力をのばすと思います。これからも、楽しい絵本をお願いします。

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