きんいろあらし
やなぎむらのおはなし
黄色く色づいた秋のやなぎむらに、“きんいろあらし”という竜巻が近づいてきました。赤トンボのあかねさんに教えられ、大急ぎで穴に隠れたり、枝にしっかりつかまって、準備しましたが、嵐が通りすぎた後、クモのセカセカさんがいません。風に飛ばされ、池に中で助けをよんでいたセカセカさんは、池の番人カメキチおじいさんに助けてもらいました。やなぎむらのおはなし、秋の巻です。
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読んであげるなら
3才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 990円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 20×27cm |
初版年月日 | : 1998年10月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1575-1 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
子どもは常に自分を大きく見せようと頑張っていますが、共感するのはいつも小さいものに対してであるようです。五歳と三歳の息子が、台風に吹き飛ばされる小さい虫に感情移入して夢中で何度も読みました。読むたびに「亀さんが助けてくれるんだよ」と話の先を口にして自分を安心させていました。危険な目にあって、そこから助かって安心するという流れが分かりやすく、最後にほっとできるのが良かったようです。
●さん
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