ゆうこのあさごはん
ゆで卵といっしょに、冒険に出かけます
寝ぼうしたゆうこは、朝ごはんをひとりで食べることになりました。バターのついたパンと牛乳とチーズ、それから顔がかいてあるゆで卵。からをむこうとすると、ゆで卵がいっしょに冒険にいこうといいました。小指に塩をつけてなめると、ゆうこは小さくなりました。ふたりはいっしょに庭におり、クヌギの木に登ってスズメのように空を飛んでみました。家に帰って、今度は親指に塩をつけてなめると、元通りになりました。
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読んであげるなら
3才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 990円(税込) |
ページ数 | : 28ページ |
サイズ | : 27×20cm |
初版年月日 | : 1998年03月01日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1506-5 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
私が子供のころ、定期購読をしていた時期の絵本の1冊で、そしてなんども寝る前に母が読み聞かせをしてくれた本で「この絵本はお母さん大好き!」と必ず一言言ってからよんでくれました。やまぎわゆりこさんの作品だったとは!!最近知りました!!お話は、大人になって読むと「なんだかへんこ!!」と思うのですが、童話の世界にたっぷりと浸れる子供時代には、身近にありながらそれはそれは不思議な冒険で明日の朝ごはんには卵と一緒に自分が冒険に出かけられるような気がするのではないかと思います。
ちゃきさん
今回の復刊のお知らせをみて、うちにもあったなぁ・・・と引っ張り出してきました。40年も前の絵本だったことにびっくりです。山脇百合子さんがおはなしも書いている本は少ないですが、とってもおもしろくて、夢がふくらむ絵本です。ゆでたまごがしゃべるなんて、とっても素敵です。絵本にでてくる「びゆことおし」の魔法、私もいっぱい唱えました。とうとう小さくなれないまま大人になってしまいましたが、読むたびに小さくなって空を飛びたくなります。つぎは、息子に魔法を教えたいと思います。
chocoさん
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