あっくんとデコやしき
守りたいものがある。福島で育つ少年の物語
妹が生まれてから、手伝いを頼まれてばかりのあっくん。その日も父さんに弁当を届けるよう頼まれ、桜の枝を折ったり、猫に石をぶつけたりと、イライラしながら「デコやしき」へ向かいました。薄暗い工房の中に入ると、デコと呼ばれる張り子人形の目が怪しく光り出し、どこからともなく歌声が聞こえてきました・・・・・・。福島県に実在する民芸品工房「デコやしき」を舞台にした、被災地・福島への想いが込められた一冊。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 30×23cm |
初版年月日 | : 2020年03月05日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8541-9 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
妹ができてちょっとふきげんなあっくん、よくわかります。でも、ちゃんとお手伝いしていたから、こわいものからも逃げられたんですよね。
内田 悦子さん
孫の呼び名が「あっくん」と同じです。内容は少しこわいようですが、心の大切なことを学べるところが良いと思います。
鈴木健太さん
お子さんの年齢:5・6才
妹に母さんをひとりじめされて、あっくんの寂しさやねたましさがすごく伝わってきました。心の中で優しいあっくんと弱虫あっくんが葛藤して、又一歩あっくんが成長していく姿があり、元気をもらいました。ふるさとの宝(工芸品や美しい景色)を愛する作者の心に感動しました。
イニシャルY.Yさん
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