とうふやのかんこちゃん
父さんの力になりたいと奮闘する少女の物語
かんこはとうふやの子どもです。父さんは親方のもとで修行したあと、とんがり山のふもとにお店をひらきましたが、思うように売れません。ひとり悩む父さんを見てかんこは力になりたいと思います。そんなかんこのもとに2匹のキツネがやってきて、おいしいとうふづくりのコツを伝授してやるといいます。キツネとかんこのふしぎな関係が、父さんのとうふづくりを後押ししていきます。家族のあたたかさと思いやりに満ちあふれた物語。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 88ページ |
サイズ | : 22×16cm |
初版年月日 | : 2017年10月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8367-5 |
シリーズ | : 福音館創作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
まろやかで深い味の作者そのままのあたたかい本です。いっとうてん!
片山 えつみさん
お子さんの年齢:小学中学年
本屋さんで見つけ、ひとめぼれしました。おかっぱ頭の女の子が、おとうふを大切に持っている姿と作品名にひかれ、即購入致しました。毎日いただいているおとうふ…とっても作るのに時間がかかり、愛情注がれて出来上がっていく工程…。食物の大切さを心から感じました。又、キツネさん達の協力もあり、かんこちゃんのお父さんが納得し、満足したおとうふ。本を読みながら、食べたくてしかたありませんでした。心にひびいた優しいお話。心も大満足致しました。
橋本 由美子さん
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