オーロラの国の子どもたち
ノルウェーの北、オーロラの国へようこそ
北欧ノルウェーの北のほう、地球のてっぺんに近い北極圏のあたりに住む少数民族の子どものきょうだい、リーセとラッセが、この絵本の主人公です。長い冬の間も、ふざけて遊ぶのが大好きな二人は、家族と犬やトナカイたちと楽しく過ごします。そして、あたたかくなると家族と離れて、村の学校に通います。夏がくる前には、また家族と海辺へ放牧の旅へと出る二人の一年の暮らしを、北極圏を旅したドーレア夫妻があたたかく描きます。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 31×23cm |
初版年月日 | : 2018年11月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8361-3 |
シリーズ | : 世界傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
とても良い本です。子どもに読んであげるにはちょっと文章が長いですが、小学中学年くらいからの子に、何かと関連付けて紹介してあげると良いかもしれません。私自身はアイヌの絵本などに興味があり読んでいましたが、この本のサーミはアイヌと重なる部分があり、大変面白かったです。イラストの美しさが目をひき、様子のよくわかる文章が、まるで私自身が旅人のように感じられるものでした。
きみきみさん
アメリカにいながらも〝妻の祖国ノルウェーを愛し〟〝知らせたい〟思いで絵本を作りはじめたという点がすてきだと思う。絵のあたたかさにひかれて、本を手にとりました。かわいい。
ぽーさん
絵に魅かれ、手にしました。日本の暮らしとは全く違う生活が、生き生きと描かれています。大自然の中で暮らしていること、雪、太陽、氷、トナカイ…明るくたくましい生活に憧れます。イングリが祖国ノルウェーを愛していたからこそ、生まれた作品だと感じます。
広瀬しず江さん
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