4ミリ同盟
あなたも〈4ミリ〉のお仲間ですか?
ポイット氏は、今日もがっくりと肩を落とした。「またダメだった……」果たしてこれは何度目の失敗だろう。いったいいつになったら……?ひとり悩むポイット氏に、ある日見知らぬ女性が声をかけてきた。――「あなた、まだ〈アレ〉を食べていませんね?」そして知らされる衝撃の事実。どこか風変わりな中年と老年の男女4人による、ちょっと奇妙なお話。もしかしてあなたも、〈4ミリ〉のお仲間ですか?
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学高学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 1,320円(税込) |
ページ数 | : 120ページ |
サイズ | : 20×14cm |
初版年月日 | : 2018年03月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8395-8 |
シリーズ | : 福音館創作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
高楼方子先生はいつもユーモアがあって、心があったかくなるようなお話ばかり書いておられます。おもしろいところばかりですが、①「うん…鼻のあたりがくいしんぼうっぽかった…」②学級委員のようなエビータさん③3人の周りにはうふふっ…という空気が漂ったこの本の何たるバカげた(おおっと失礼)奇想天外なセンスティブな物語、子どもの本にするのはもったいない。大人の方にもぜーひっ読んで欲しい物語ではあーりませんか。でもわたしは読んでうふふっ…という幸福感に漂っているのですよ。4ミリ同盟、永遠の4ミリ同盟にすっぽり包みこまれたい。子どもの心地良い感覚、やさしさとせつなさ、久しぶりの一気読み、この本はすばらしい。ありがとう。大好きな物語のひとつになりました。
たたたん。さん
とても面白いお話でした。とても特別な空気がただよっていて、短いお話なのにずっと彼等の仲間でいるような感じです。子ども向けのお話ですよね?でも、大人の人にこそ読んで、心を軽くしてもらいたい作品ですね。大野八生さんの絵の雰囲気とよくあっていて、中のイラストも良くて…さっそく読書仲間の方にオススメしたいな、と思いました。ちょっと不思議で面白い世界、また読みたいです。
きみきみさん
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