こねこの大冒険に、読んでいる私達まで、思わず眼をぱちくりとしてしまいそうな、1ページ1ページの詩の様な話にわくわくしながら一気に読み上げることが出来ました。理想郷(ユートピア)を追い求め、それにたどり着くことの大事さを、思わず共感したくなります。大変ほのぼのした良書と思います。
基本情報
- カテゴリ
- 幼年童話
- ページ数
- 112ページ
- サイズ
- 22×16cm
- 初版年月日
- 1965年04月01日
- シリーズ
- 世界傑作童話
- ISBN
- 978-4-8340-0040-5
- テーマ
- ネコ/ロングセラー/【1年生・東京書籍】 国語教科書採用R6/幼年童話
みんなの感想(4件)
途中、青い目を馬鹿にされたり、困難に遭遇したりするが、変わらず前向きに考える青い目の子猫。その姿は、読者にも勇気を与えるでしょう。猫の青い目、他の猫の黄色い目以外はモノクロで描かれ、想像を膨らませながら物語を楽しむことができます。A5版の判型ではあるが、全ての見開きの右側のページは絵であり、文量も少なく、区切りもあるので、小学校低学年が自分で読むのにもよいです。
我が家だけでなく、友人の子供にも大好評の絵本でしたよ。この本も、筆者が4歳の誕生日に買ってもらったことを覚えているので、もはや名作ですね。 友人宅では、「(子どもが気に入り)嫌というほど、繰り返し読ませられた。」ということでした。 小さい子どもにはちょっと長い話なのですが、繰り返しがうまくリズムを生んでいるので、飽きることなく最後まで熱心にお話を追うようです。 子ども時代の筆者は、イヌとの件が大のお気に入りだったと、母親が申しておりました。今、我が子が同じようにケラケラ笑いながら、喜んでいます。
テンポのよいお話に子どもが夢中になりました。あおい目のこねこが犬を追い払い、ねずみの国を見つけることで、黄色い目のねこたちから認められる展開の中に子どもの世界における遊びを通して行われる相互の認め合いのようなものを感じました。
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