たなばた
悲しい愛の物語、七夕説話を幻想的に描く
昔、天の川の東側に7人の天女がいて、西側は人間の世界でした。1人の牛飼いが年取った牛に教えられたとおりに、天の川で水浴びをしていた天女の末娘、織り姫の着物をかくして、織り姫を妻にしました。2人には子どももうまれ、しあわせに暮らしていましたが、ある日、織り姫は天に連れ戻されます。牛飼いは子どもたちと織り姫を追いかけますが、天の川を渡ることができません。中国の七夕説話を幻想的な絵で描いた絵本。
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読んであげるなら
3才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,100円(税込) |
ページ数 | : 28ページ |
サイズ | : 20×27cm |
初版年月日 | : 1977年04月01日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0512-7 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
この絵本は、必ず七夕の時期に小学校や幼稚園のおはなし会で読みます。絵が不思議ですが、子ども達はその絵の世界も楽しみます。そして文章もシンプルですが心に響くものです。最後の、「たなばたにあめがふるのは、おりひめがながすなみだなのです」がとても素敵です。先日、老人施設で読ませていただいたら、高齢者の方々にも喜んでいただけました。素敵な絵本です。
みーみさん
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