ハイジ
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もくじ
第一部 一人前になるまで
1. アルムじいの小屋へ
2. おじいさんの家で
3. 牧場にて
4. おばあさんの家で
5. お客さま、それにつづくもろもろのこと
6. あたらしい暮らし、あたらしいことずくめ
7. ロッテンマイアさんのゆううつ
8. さわぎはまだつづく
9. ゼーゼマン氏のきかされたこと
10. おばあさま
11. よろこびと悲しみと
12. ゆうれい登場
13. 夏の夕暮れのアルム
14. 日曜の鐘の音
第二部 勉強が役に立つとき
1. 旅じたく
2. アルムの山のお客さま
3. ご恩返し
4. デルフリの冬
5. 冬はつづく
6. はるばるきたお友だち
7. アルムでのそれから
8. 思いがけない出来事
9. さよなら、また会う日まで
訳者あとがき
とじる
みんなの感想(5件)
この本を読み『ハイジ』が“人格形成小説”の作品だったことを知りました。原書では第一部が『ハイジの修業時代と遍歴時代』第二部が『ハイジは習ったことを役立てることができる』と題されていますが、題(タイトル)がゲーテの小説のパロディだとわかり、普遍的で優れた文学作品だと興味をそそられました。ハイジが家族を失い、おじいさん、ペーター、おばあさん(彼らも身内を失い、目も悪く貧しい)と出会い、苦難(フランクフルト)を経験し、教育、礼儀作法、信仰心を得る人間の基礎を形づくる物語で、大人の読者も久しぶりに感動しました。まだ修業時代の中にいる老女ですが、習ったことを役立てることも意識して生きたいと思います。// 矢川澄子先生の訳は素晴らしいです。『若草物語』の訳は気品のある文章でした。
kittyさん
教会のこひつじ文庫通信に同書のことを紹介するため、若い頃読んでいましたが、年老いて読みまして、すごい感動を覚えました。人間の幸せ、憧れの様なものですが、信仰の原点を教えられました。又、会えない様な人々と同書の中で会え、とても幸せな時間を過ごせました。これから文庫通信に書かねばなりません。私の感動を率直に書けるように願っています。
平井 静穂さん
この本の感想:まだ、と中までしか読んでいません。わたしが読んでいる「ハイジ」はとてもくわしく書かれています。なので、そのじょうきょうがよく分かります。「ハイジ」はとっても、とっても、おもしろいです!作者へのメッセージ:わたしはこの本「ハイジ」が大すきで、大すきすぎるくらいなのです。わたしは「ハイジ」の元の話で読みたい!と思っています。
金田 陽菜さん
お子さんの年齢:小学中学年
毎日新聞の書評(なつかしい一冊)を読んで買いました。子どもの頃TVアニメで見ていた時、ロッテンマイヤーさんに叱られるハイジがかわいそうだとただ思っていましたが、大人になって読んでみるとハイジの魅力に、そして大自然のパワーに驚きました。人それぞれうっ屈や、悩みや病を抱えて生きているのだと思いますが、それを癒してくれるものがあるんだと思うと本当にうれしくなります。アルムのじいもクララも、皆が少しづつ回復していく姿、本来の自分を取り戻していくストーリー。心が洗われます。単身赴任中ですが、早く家に帰りたくなりました。愛する人が待つ家へ。
ハイジは40年位前に読みましたので、よかったです。最近NHKでも4回放送しておりましたが、やはり本の方がよいです。満足でした。私は歴史が好きですので「平家物語」それと「方丈記」読みました。この年になりますと静かに、そして心にしみるようなものが好きです。
匿名さん
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