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オバケの長七郎

五歳のオバケ長七郎は、未熟で、消えることも、なにかに化けることもできません。はやく一人前のオバケになって、みんなをこわがらせたいと努力しますが、商店街の子どもたちやおとなにまで大人気。ちっともこわがってもらえません。そんな長七郎が、消えることができたら、こんどは、元に戻れなくなったり、おかしな事件がつぎつぎとおこります。人情味あふれる商店街を舞台にした、オバケのゆかいな物語です。

  • 読んであげるなら

    5・6才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 読みもの
定価 : 1,540円(税込)
ページ数 : 256ページ
サイズ : 21×16cm
初版年月日 : 2012年06月25日
ISBN : 978-4-8340-2731-0
シリーズ 福音館創作童話

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みんなの感想(1件)

  • ななもりさんの最新作「しろくまジローは すもうとり」を読んだので、長七郎ちゃんを読み直しました。ジローと同じで、巻きずしを頭にのせておすもうをしていましたね。くいしんぼうでかわいくて、みんなに愛されるキャラクターが私は好きです。やなぎした商店街に似た商店街を訪ねた翌日に読んだので、目に浮かぶようでした。「じぶんでじぶんをえらいなんていうやつは、えらかねえのさ」という源ジイの言葉にまったく同感です。小さいひとびとは、今は長七郎のかわいさやお話のゆかいさに目がいくと思いますが、細部にこめられたメッセージを心のどこかで受け取ってほしいと思います。

    匿名さん

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