さくら

お花見といえば桜。桜は日本人にとって一番馴染みのある木かもしれません。でも、お花見のとき以外の桜の姿は、意外と知られてはいないのではないでしょうか。花が散って葉桜になると、葉陰には小さなサクランボが実り始めます。夏には木は虫で大賑わい。秋になると、葉は赤や黄色に色を変え、冬には葉をすっかり落とします。よく見ると、枝の先には小さな蕾が…。一本の桜の一年を、長年の観察にもとづく精緻な絵と、リズム感のある文で描いた作品です。桜の生命の営みと輝きを感じてください。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
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基本情報

カテゴリ
かがく・図鑑
ページ数
28ページ
サイズ
26×24cm
初版年月日
2010年02月10日
ISBN
978-4-8340-2495-1
テーマ
入園入学/春の植物/お花見/かがくのとも絵本

みんなの感想(3件)

立ち読みをして自分で持ちたいと思った。桜が好きで表紙の絵がよかった。中の頁も満足でした。

まずはリアルで美しい桜や鳥の絵がとにかく目を引きますが、ソメイヨシノが語りかける素敵な言葉の数々が桜の1年の様子を気持ちよく、楽しく、見事に表されて子供は勿論、親の私も好んで読んでいます。春・桜の季節に最適ですが、夏秋冬でも桜の木を見つめなくてはと思わせる1冊です。

あるソメイヨシノが、自分の一年間を語ります。毎年のようにお花見の季節になると、こんなところにも桜の木があったのかとびっくりさせられるけれど、花が咲いていないときの木だってひとときもはだかんぼのときはない、ひとりぼっちではない。四季の営みを知ることで、桜の木がもっと身近になります。今年見た桜、これからは折々みつめるようになるでしょう。

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