しんせつなともだち

ひとつのかぶが友情を紡ぐストーリー

食べものがない寒い冬のことです。お腹がすいたうさぎが、かぶをふたつ見つけました。ひとつだけ食べて、もうひとつを同じようにお腹をすかせているろばに届けますが、ろばは留守でした。うさぎはろばの家にかぶをおいていきます。家に帰ってきたろばは、かぶにびっくりします。ちょうどさつまいもを手にいれたばかりだったろばは、かぶを今度は山羊に届けます。思いやりの心をのせたかぶが、動物たちのもとをめぐる「ぐるぐる話」。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
28ページ
サイズ
20×27cm
初版年月日
1987年01月20日
ISBN
978-4-8340-0132-7
テーマ
お友だち(新学期)/冬/あたたかい/クリスマス/【2年生・学校図書】 国語教科書採用R2/【1年生・東京書籍】 国語教科書採用R6

みんなの感想(21件)

毎年この頃になるとブックサンタの本を探して、書店の絵本売場にうきうきと長居します。今年はこの作品を選びました。本の向こうの笑顔を想像して、心が温かくなりました。

人間社会の大切なつながりが見えてくる本であると思った。幼い時からの教育にとても良いと思った。

食べ物が見つかりにくい冬だから、友だちを心配するこうさぎ達には感心いたしました。みんな健康で、食べ物を見つけられて良かったのですが、病気で寝込んでいたりする場合もありますからね。58年ぶりに”しんせつなともだち”と再会。当時5才でした。絵も文もあの時のまんまで、第81刷も重ねられていて嬉しかったです。

外国人にも読んですぐ分かりやすい本です。私の子どもはすごくうれしかったから買ってあげたのはよかったと思います。この本について私に伝えた保育園の先生たちにもありがたいです。これからもこのようなとてもいい本を書いてください。私たちの子どものためにいいことをしてあげてありがとうございます。

かぶがどんどん わたしていくのが おもしろかったです。

イラストも上手だし面白かったです。かぶが色んなどうぶつに運ばれてサイゴに元のもってたこうさぎにもどっていったのが面白くて良かったです。又新しい絵本出して下さい。

今日12月17日は次女の45歳の誕生日です。県の美術館に行って「しんせつなともだち」を購入して来ました。この本を初めて読んだのは、何十年も前で娘たちに読みました。長女は活字でいやされるくらい本をすごく読みましたが、病気で44歳で天国に。今日はしんせつなともだちを読んだあとに涙、涙でした。孫にプレゼントします。

菜食主義の大事さがわかった。肉じゃないのがよかった。動物のやさしさがわかった。

色々な事を理解できるようになってきた息子に、良い絵本を読んであげたいと思っていた時、図書館のおすすめコーナーに置いてあり、借りてみると息子も気に入り、私自身もとても良い絵本だと思ったので購入しました。何度も読み聞かせています。友達を思いやることを心にとどめてくれていたら嬉しいです。

自分のことばかりで精一杯の世の中にあって、お友だちのことを考える心、そして優しく気がつかないところで友だちの気持ちによりそう心、子どもたちの柔らかい心に暖かいストーリーがとどまるように願います。

4歳の娘が寝る前に必ず読む一冊になりました。保育園の遠足でおやつを忘れた友達に、自分のおやつを分けてあげたそうです。もしかすると、この本の影響かもしれません。

おもしろかった!

わかりやすい内容と、くり返される言葉で、娘もストーリーの理解ができていたようです。知っている野菜や動物の絵にも、楽しさを感じていました。

幼稚園からおすすめされて購入しました。心温まるお話でした。相手を思いやる心を教えてくれる、冬にぴったりの絵本だと思います。

5歳の息子のために購入しましたが下の子が入院したので、病院へ持って行き読み聞かせしました。長いお話なので、途中集中が切れるかと思いましたが、いろいろな動物が出てくるので、最後までよく物語を聞いていました。また、大きな動物の絵があるので、それも良かったようです。

なつかしくなるような絵が、とても良いと感じました。ともだちを思いやる気持ちが、子ども達に伝わる作品なので、購入しました。お遊戯会にやりたいお話の候補の1つです!ストーリーの繰り返し調も、子ども達にわかりやすいと思います!

絵本が大好きな娘の3歳の誕生日に購入しました。相手の立場を想像して行動する「思いやり」を少しずつ理解してくれればと思いこの本を選びました。せっかくもらった食べ物を他者にあげるのはどうしてなのか、今の娘には全く理解できない様子で、「どうして?どうして?」と繰り返しますが、その答えが分かるまで繰り返し読んであげたいと思います。

読んだあとにとてもあたたかい気持ちになれる本です。いつも同じ言葉がくり返し出てくるところは、孫のお気に入りです。そして画もとても素敵ですね。落ちついた色づかい中に、何かあたたかみがあります。私が一番好きなのは、“そっと”という言葉です。それこそが本当のしんせつだと思います。

自身が子供のときに気に入っていたので、息子にもよんであげたいと思って買いました。絵にかかれているやさいが、雪の中でとてもおいしそうだと思ってました。冬の寒さでこそ人のやさしさが、よりいっそうあたたかく感じます。絵も写実的ながら親しめて好きです。

季節は冬ですが、何度読んでもほんのり心が温まるお話です。「受けるより与える方が幸福である」「自分にして欲しいことを同じように他の人にもする」ということを子供に伝えられる本です。

やさしさに溢れている絵本で、心がすごく温かくなります。みんな十分な食べ物はないけれど、友達は大丈夫かなと思う思いやり。カブ1つとともに、友達を思う気持ちがたくさん溢れています。暖かい思いやりとやさしげな絵が冬の夜を暖かくしてくれること間違いなしです。

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