三びきのこぶた

イギリスの昔話

イギリスの名作昔話を、原話に忠実に絵本化

貧しいこぶたの3兄弟が、それぞれの家を作ることになりました。最初のこぶたはワラで、2番目のこぶたは木の枝で家を作りました。しかし、オオカミがやってきて2つの家はふきとばされ、2匹のこぶたは食べられてしまいます。3番目のこぶたはレンガで家を作りました。レンガは重くて丈夫なので、オオカミがきてもへっちゃらです。さらに3番目のこぶたは、知恵をしぼってオオカミを退治しようと考えます。オオカミ退治はうまくいくのでしょうか?

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
20ページ
サイズ
27×20cm
初版年月日
1967年04月01日
ISBN
978-4-8340-0097-9
テーマ
昔話・民話/瀬田貞二生誕100年/ロングセラー/【2年生・教育出版】 国語教科書採用R6/【1年生・東京書籍】 国語教科書採用R6/100刷を超えた本

みんなの感想(13件)

私が12歳の時に発行された絵本とは思えないほど、絵も訳も新鮮な内容でした。物語の出だしと結末、今まで理解していたものとは違っていました。保育園で絵本を読むボランティアに参加していますので、いつか読んであげたい。

一人ひとり、お気に入りの本が異なるので図書館で借りて、孫が興味を持った本を購入します。昨年7月に読んだこの本、今年3月になって突然読みたいと言ったので即購入。その時は興味なさそうでも、心の中に入っていたのですね。

2歳の孫に読み聞かせをしました。少し長いし、話がリアルでどうかと思いましたが、くりかえしのリズム、絵がとても細やかでしっかりした表現に思わず私の方が感動しました。うら表紙の絵(食べているところ)も話の続きでとても味わい深い。いい本はこれだなと思いました。孫は絵をよく見ていました。

図書館で何度も借りているので、そんなに好きな絵本ならと思い購入しました。絵本を読んだり、私がおおかみ、娘たちがこぶたになってやりとりしたりして、楽しんでいます。4歳の娘には「めっそうもない」「はらをたてる」など子どもはあまり使わないような言葉が新鮮に聞こえるようです。

自分が幼い頃聞いていたストーリーとは、内容が違っていた。たしか、こぶたは3匹とも死ななくて、おおかみもこぶたを食べるのをあきらめて退散した…というような話だと思っていたが、この本ではこぶた2匹は食べられ、最後におおかみが生き残ったこぶたに食べられた。どちらのストーリーが正しいのか?と思った。

今の子どもに読ませるといいと思うけどな~

6歳のめいっ子に読ませました。とても熱中していました。

4歳の娘が保育園のお遊ぎ会で、三びきのこぶたの劇をしたので、三びきの子どもの絵本を家で読んであげたいと思い、絵本ナビで探してみました。可愛らしいものから、リアルなものまで何冊かあり迷いましたが、本物のイギリスの昔話(おとぎ話)を読んであげたいと思い、こちらを選びました。私も初めて読んだ時は新鮮でした。

三びきのこぶたはこういうお話だったのね〜と思いました。いろいろなお話があるようですが、原書に近いものはこちらかなと思って購入しました。絵も綺麗で絵画的だと思います。ストーリーも残酷というとらえ方もあるのかもしれませんが、昔話はそういう描写があってもリアルではないので、あっさりととらえています。それよりこぶたが知恵を巡らせて、お話が展開する面白さを子供に伝えたいです。

福音館書店さんの『三匹のこぶた』を読んだ後、「三匹のこぶたのお話って本当はこうだったの?」子どもが驚いた様子でこう言いました。小学校の道徳教材では、いわゆるまろやかな三匹のこぶたが取り上げられていたからです。こぶたは食べられ、おおかみは煮えたぎるおなべにドボンという真実の三匹のこぶたーこんな残酷なものを子どもに読ませたくないと考える人も多いことでしょうが、子どもの反応を見ていると、そういうった部分に注目してはおらず、ぶたがどう知恵を働かせ、おおかみをぎゃふんといわせるかというストーリー展開に恐れ入っていたようです。

有名な話なので読み聞かせをすることすら思いつかなかったくらいでした。たまたま年長の長男が保育園を通じて購入。うちに持って帰ってきて3歳の次男に読んでやりました。するととても気に入り何度も「読んで。」親も正確な内容を忘れていました。次男は特にどこが好きとか面白いとは言いませんが直感的に気に入ったようです。お気に入りの1冊となりました。親としては絵も細部まで美しく描かれていてすばらしいと思いました。

「三びきのこぶた」はたくさんの種類があり結末がそれぞれ。親とすればハッピーエンドで終わる結末の方が安心ですね。でもこのお話は、母親ぶたが貧乏で育てきれないからと、3匹をよそにだすところ、1匹目、2匹目のこぶたが、おおかみに食べられてしまうこと、3匹目のこぶたは、知恵を絞り、逆におおかみを食べてしまうなど、他の絵本にはない残酷さ。でもそれがかえって、命というものがどれほど弱いもので、命が大切さなものかを伝えていると思います。決してハッピーエンドな結末ではないけど、良書だと思います。色々な事件が起こっている今の時代だからこそ、この絵本を読んでもらいたいです。

今日、幼稚園の読み聞かせで、こちらの絵本を大型絵本で読んでいただきました。迫力満点で内容の怖いことと絵の大きいこと!! こどもは、「最後のブタは食べられなくてよかったね」ということと、「おおかみさんは死んじゃったの」という言葉でした。この年にして、この感想に親のわたしが驚きました。

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