火山はめざめる
さまざまな噴火をわかりやすく伝える火山の絵本
火山の噴火とひと言で言ってもその様式はさまざま。溶岩が火口からゆっくりと流れ出す噴火や大砲を撃つような爆発、きわめて危険な火砕流など、いろいろあります。また、同じ火山でもときによって違う様式の噴火をします。本書では過去に何度も大きな噴火をしてきた浅間山を取り上げ、火山がどのように噴火するのかをわかりやすく伝えます。実際に起きた火山の噴火を地質学と歴史学の視点も取り入れて当時の生活風景の中に描きました。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : かがく絵本・図鑑 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 27×24cm |
初版年月日 | : 2019年06月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8464-1 |
シリーズ | : 福音館の科学 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
新聞の読書面の紹介を読んで興味がわき求めた。火山の恐ろしさが強調されず、自然現象としてむしろ淡々と記述されている印象で、科学読み物らしく好感がもてた。場面場面の紹介もされていて、知識の本としての配慮がされていると感じた。欲ばりな注文として、浅間山ろくの現在の活用のされ方を火山の影響との関係でどこかで(巻末の地形図の箇所とか)取り扱ってくださると、いっそう身近に火山活動を受けとめることができたのではなかったか。
山田 明彦さん
浅間B軽石As-B1108(天仁元年)、浅間A軽石As-A1783(天明三年)の知識しか知らなかったので、興味がありました。
多胡浩雄さん
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