やまのかいしゃ

朝寝坊したほげたさんが、電車で向かった先は…

今日も朝寝坊した会社員のほげたさん。奥さんがにぎってくれたおむすびを手に、電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。気づけば、足にはトイレのスリッパをはき、眼鏡やかばんも持っていません。やがて、山の駅に到着したほげたさんは、途中で出会った同僚のほいさくんとともに山に登り、頂上で仕事を始めます。空気のおいしさに魅せられた二人は、社長以下、全社員を山の会社に呼びますが、さっぱり儲かりません。そこで社長は、山の会社は二人に任せて、再び町に帰っていきます。

  • 読んであげるなら
    5・6才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,650(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
40ページ
サイズ
24×30cm
初版年月日
2018年05月05日
シリーズ
日本傑作絵本
ISBN
978-4-8340-8400-9
テーマ

みんなの感想(9件)

たまたま聴いたNHKラジオ番組の朗読に思わず聴き入ってしまい、そして最後の「げんきにやっています」では、声を出して笑ってしまいました。

クリスマスプレゼントでおじいちゃんおばあちゃんから頂きました。寝坊をしてしまい色々と忘れてしまうほげたさん。山のかいしゃに着くまでに忘れ物に気づくたび笑いながら見ていました。

この本を書店で見つけた時、なつかしい友だちに再会したような気分になりました。30年程前、子どもがまだ小さい時に、図書館で笑いをかみころしながら読んであげました。名前からしてふざけている「ほげたさん」の一日に、肩の力抜けまくりました。今度は孫に読んであげようと思います。

絵本の読み聞かせをしています。相手はシニアだったり、赤ちゃんだったり、小学生だったりと種々です。今回は作となっていますが、スズキコージさんの絵が迫力満点で気になっています。くせのある?お二人のコンビなので、買ってみました。これから現場で使いますが、反応が楽しみです。

「エンソくん きしゃにのる」を読んだ時の衝撃は忘れられません。それからスズキコージさんを追いかけてきました。ある時、何とも言えない雰囲気が大好きだった「はずかしがりやのおつきさん」がスズキコージ氏と同じ鈴木さんと知った時の驚き!!ロシナンテ大好きです。買いためた月刊絵本を少しずつ孫にあげるようになりましたが、大好きな絵本は手許において時々読み返したり、「ある」と思うだけで幸せになれます。本作品のシュールさは、さすがスズキコージ氏!!「コッコさん」シリーズで、大好きな片山健さんの絵がピッタリで、とても嬉しいです。復刊して頂きありがとうございました。

おにぎりをつぶされるシーン、何度みても笑ってしまいます。ほげたさん、ほいさくんのゆる~い山の会社で、働きたいです。とてもほっこりする絵本です。

自由ホンポー。楽しい。山の頂上にある会社って、いいわよね。やまの会社はまちの会社の子会社になるのかしら。これからやっていけるのかな。それが唯一の気がかり。“無線電話”のかたちが、すでになつかしい。書店員さんが「この線路は東京中野線だと思う」とのこと。ホンポーだけど、リアルなのね。スズキコージさんのリズミカルな文章と、片山健さんの青い空の絵。わたしも電車に揺られて山に行った気分。

私の小さい頃はこんな絵本、読ませてもらえなかった。あまりにおもしろくて、楽しくてしかたありません。

初めての時、ほげたさん次はどうなるのかとドキドキしました。会社の人全員で、山での仕事いいですね。でもやっぱりみんなではムリ…ほげたさん、ほいささん、ちょっとうらやましいなぁと思いつつ私は現実に…。みんな自分に合った居場所がみつけられたらいいなぁと思いながら、時々これを開いています。

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