はるにれ
四季折々の姿を見せる草原に立つ、はるにれ
草原に一本だけ立つはるにれの大木。朝の光をあびて青空にそびえ、暮れなずむ夕映えの空にシルエットを浮かびあがらすはるにれ。冬の吹雪に耐え、雪原にたたずむはるにれ。春が訪れ、葉を繁らせるはるにれ。一本の大木の四季の姿、様々な時刻、様々な天候の中の姿を写した写真で構成した、文字のない絵本です。自然の驚異に目を瞠らせるとともに、ふしぎな安らぎをあたえてくれます。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,100円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 27×20cm |
初版年月日 | : 1981年11月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0857-9 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
「週刊文春」と「文芸春秋」をパリのJUNKUDOさんに頼んで定期購読しているので、1ヵ月ぐらい前の福岡伸一博士のコラムで、博士が推センしておられた「はるにれ」を取り寄せて貰いました。本の頁にはさまれていたこのアンケート、福音館さんの住所を見てなつかしくペンを取りました。2005年~2009年、夫の仕事で、すぐ近くのロシア教会傍に住んでいましたので!一本のニレの木の春夏秋冬の姿、孤高に立っている姿に感動しました。写真から力を頂いて、私も生き続けます。
LAMANT Fumikoさん
まるで「自分」を見ているような一本の樹!に魅せられ、思わず手に致しました。雨・雪・風・夕暮れの中…この樹は誰と話し合って生きてきたのでしょうか。
今井 登茂子さん
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