おやすみなさい コッコさん
眠らないコッコさんとお月さまの対話
夜です。みんな眠っています。起きているのはお月さまだけだと思ったら、まだひとり、眠っていない子どもがいました。コッコさんです。お月さまが語りかけます。「そらのくももねむったよ」。でも、コッコさんは言います。「そらのくもがねむってもコッコはねむらないもん」。「いけのみずだってねむったよ」。「いけのみずがねむってもコッコはねむらないもん」……。いつまでも寝たくないと言いはる子どもにやさしく静かに語りかける絵本です。
-
読んであげるなら
2才から
-
自分で読むなら
―
カテゴリ | : 絵本 |
---|---|
定価 | : 990円(税込) |
ページ数 | : 24ページ |
サイズ | : 22×21cm |
初版年月日 | : 1988年01月30日 |
---|---|
ISBN | : 978-4-8340-0543-1 |
シリーズ | : 幼児絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
毎晩読み聞かせています。何かで遊んでいる時も「お布団でコッコさん読もうね」と言うと、自分から「コッコ コッコ」と言いながら寝室に向かってくれます。
すみれさん
おやすみなさいの本はたくさんありますが、その中でも美しくかつ親しみやすいものはこれしかないのではと思うほどです。とても眠たいのにまだまだ遊びたくて寝ようとしないわが娘は、「コッコは眠らないもん」という言葉に、「わたしといっしょだ!」と喜んでいます。この本のように、娘にもお月様が静かに語りかけてくれたら・・・と思います。また、「ねたよ」「ねないもん」でなく、「ねむったよ」「ねむらないもん」という言葉の響きがとても心地よいです。
うさぎのギックさん
感想を書き込む