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いしゃがよい

病弱なパンダの子を連れて、今日も医者通い

山で迷子のパンダの子どもを見つけたエンさんは、ファンファンと名付けて育てます。体の弱いファンファンが病気をするたびに、エンさんはファンファンを自転車に乗せ、ひと山越え、ふた山越えて医者通い。やがて、ファンファンは大きく丈夫に育ち、今度はファンファンが年老いたエンさんを乗せて医者通い。ふたりの温かい交流を描きます。

  • 読んであげるなら

    2才から

  • 自分で読むなら

カテゴリ : 絵本
定価 : 990円(税込)
ページ数 : 24ページ
サイズ : 22×21cm
初版年月日 : 2015年05月15日
ISBN : 978-4-8340-8164-0
シリーズ 幼児絵本

その他の仕様 +

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みんなの感想(10件)

  • 読み聞かせ会で、この本を2回他の方が読まれてとてもおもしろかったので購入しました。それぞれ歌のふしが違ってそれぞれの歌い方がとても良かったです。自分の子を病院に連れていった思い出がよみがえり、私もいつか、子におぶわれるのかな、と少し先の未来を思いました。

    中原 敦子さん

  • 何年か前、朝日新聞に紹介されていました(2016.12.22)。テーマは「母を介護おだやかに接したい」とあり、当時は何となく切り抜いて保管していました。今回の購入のきっかけは、91歳の母のホーム入居です。しばしばかかってくる電話に、ついいらだって声をあらげてしまいます。そして自己嫌悪。母により添って話を聞いてあげなくては、と頭ではわかりつつ、実行できない不肖の娘にとって、この本は遠い昔を思い出させてくれました。少しずつファンファンに近づけますように!

    山浦 みゆきさん

  • とっても小さくうまれた娘。1歳まではまさに「いしゃがよい」の日々でした。保育園に通うようになってから、体はどんどんつよくなり、まわりからも「こんなに元気に育ってよかったね」と温かく見守ってもらっています。でも、そうでない生活も私たちにはあったかもしれない、とふと思うときがあります。「いしゃがよい」が続いて大変でも、あかるい笑顔で家族を照らしてくれた。家族のだれかが元気でいられなくても、さすり合って暮らしてきた。どんな毎日でも、いっしょにいられる日々の大切さのほうをかみしめていたい。そんなことを思わせてくれる名作です。

    金環日食さん
    お子さんの年齢:4才

  • パンダが大好きな娘へ購入しました。とてもあたたかいお話で読んでいる私がウルウル…そばで聞いていた夫もウルウル…。 娘は「このこだれのこ~」の歌を一緒に歌ったり、「ファンファンのマスクはエンさんが作ったのかな?」と、さくらせかい先生の優しい絵をじっくり見ていました。とても素敵な絵本で家族みんなのお気に入りです!娘はもっとパンダが好きになったそうです♪

    あすかさん
    お子さんの年齢:3才

  • なんとなくひかれて買ってみました。絵もかわいくていいなと思い、赤ちゃんに「パンダさんだねー」なんて言いながらよんでいくと、ファンファンがエンさんをのせていしゃがよいの後、エンさんがうれしくて涙がでた時、私もホロホロ泣けました。まだ0歳の赤ちゃんですが、エンさんのようにやさしいおじさんになってもらいたいです。

    とまちゃんママさん
    お子さんの年齢:0才

  • なぜだか、うるっとしました。エンさんとファンファンの深い家族愛がシンプルな文章の中に溢れており、胸がいっぱいになりました。子どもはどんどん大きくなるパンダに注目。大人は自ずと時代背景を想像してみたりと、家族で楽しい1冊。

    中島 葉月さん
    お子さんの年齢:3才

  • 約3年程前に長女が体調をくずし、2歳9ヶ月の孫と共に3年程預かりました。その時から、私の孫育てが始まりました。夜中まで目がパッチリ!!朝は10時まで熟睡。昼夜逆転の彼女の為に、夜寝る前に本の読みきかせを!!一番最初に選び、とても喜び、エンさん、ファンファンのお話を聞いて、よく寝てくれました。今は小学2年生。年に数回しか会えませんが、我が家に来ると「読んで!読んで!!」と。ほとんど暗記しています。ババと孫の思い出の本で、又、私の為に購入しました。

    下城 正代さん
    お子さんの年齢:3才

  • さくらせかいさんのあたたかい絵、なんと言ってもエンさんとファンファンの表情にとてもほっこりしました(*^^*)一人と一頭お互いに思いやっている姿に感動します。ことばのリズムも素敵でくりかえし読みたくなる絵本です。周りの、特に子どもがいてる友人にすすめたいと思います(^^)♪

    K・りかさん

  • 体の弱いパンダの子を自転車に乗せて医者に連れていくエンさん、雨が降っても、雪が降っても、いくつもの山を越えていしゃがよい。丈夫で大きくなったパンダは、年老いたエンさんを自転車に乗せていしゃがよい。育ててもらった恩を、無償の愛で返していくパンダ。シンプルだけど、無償の愛で子育てをする姿と親孝行をする姿が、さくらさんの暖かいまなざしの筆タッチで描かれる。母にプレゼントしたら、4人の子育てをした自分と重なったのでしょう「いい本だね」と感動してました。私は心で「育ててくれてありがとう」とつぶやきました。暖かくて、泣けました。素敵な絵本をありがとうございます。

    あのねさん

  • 一歳半の頃から娘によんであげています。エンさんが繰り返し歌う、うたの部分に節をつけてうたったら大喜び。エンさんとファンファンの優しさに、心が暖かくなる絵本です。

    rikoさん

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