登場人物が主人公の両親、祖父母、叔父、叔母と多勢いて、その中での暮らしぶりがとても豊かな表現で、しっかりしている母親を中心にこまやかな愛情が描かれていて、又役割りもしっかりと有り、内容もしっかりしているので、何度も読み返す事ができます。文中のさし絵がとてもやさしく、かわいらしいので、93歳の祖母が、全てぬり絵をして、又私にくれるという。そしてそのぬり絵も、とても大切に何日もかけて、自分がこの世を去っても残してほしいという程、よいママと女の子でお年にハリです。
ミリー・モリー・マンデーと ともだち
ミリー・モリー・マンデーは、ピンクと白のしまの服を着た元気な女の子。なかよしのともだちといっしょに、ブラックベリーをつみにいったり、パーティーをひらいたりして、いつもたのしくすごします。さあ、今日は何をしてあそびましょうか?イギリスの古き良き時代の田舎を舞台に、女の子の暮らしをユーモアたっぷりに描きます。長く親しまれてきた童話、『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』の姉妹作です。(全10篇)
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
小学低学年から