下の子が先天性の病気を持っていて、ネット書店でタイトルだけ見て即購入しました。下の子の入院中は、上の子が絵本の中のあさえのようにおみまいにお手紙やおりがみを持ってきてくれ、下の子はあやちゃんのように喜んでいました。自分の子供を重ねて読みました。買ってよかったです!!
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 32ページ
- サイズ
- 27×20cm
- 初版年月日
- 1987年02月25日
- シリーズ
- こどものとも絵本
- ISBN
- 978-4-8340-0161-7
- テーマ
- 家族/兄弟・姉妹の本
みんなの感想(18件)
大人の本人が読みました。とてもかわいい本ですね。女性です。なつかしいのと、大好きで読んでいます。
これまで持っていた本がぼろぼろになったので買い換えました。月刊こどものともで読んで以来、大切にしています。男で年寄りで、びっくりされるかもしれませんが、林明子さんの絵が大好きで集めています。自分は元より娘二人、そして孫たちも、読み継いでいってます。「あさえとちいさいいもうと」と「ひよこさん」も同時購入しました。
孫が入院をひかえているので購入。本当は、入院する妹のおねえちゃんの視点ではなく、入院する本人の視点で描かれた本がほしかったのだが、目録をみてもピンとくるものがなく、孫が「こんとあき」がお気に入りだったので絵が同じ作者なら良いかなと思って購入。
兄姉のきずなが感じられる。姉が強くなる所がおもしろい。息子、娘にもこうなって欲しいと思った。
長女→8歳 次女→2歳の姉妹の母です。実際妹(次女)が0歳の頃、入院し手術をしました。当時6歳だった長女がお手紙を書いてくれました。次、次女が5歳になる年にもう一度手術があり、入院することが決まっています。こちらの本を読んで長女が実体験と重なる部分があり、共感するものがあるようです。
妹が入院することになった長女のために購入しました。「入院」がよくわかっていなかった長女ですが、『いもうとのにゅういん』のおかげで、なんとなく理解できたようです。 私自身、次女の入院で動揺していましたが、幼少期に好きだった『はじめてのおつかい』と同じ作者だったこともあって、癒されました。コロナのこともあり、面会もままならない状況ですが、この本と共に家族で乗りきりたいと思っています。
もうすぐ(4月より)3歳になろうとしている子どもたちは、お人形遊びが大好きです。お人形を通して、人と人の関わり方を少しでも伝えたくて、林明子先生の絵本を少しずつ読んであげています。初めはガヤガヤして、見れない子が多かったけれど、今では「し~ん」と最後まで聞いています。「ちょっとだけ」 「はじめてのおつかい」 「こんとあき」に続いて、この絵本です。お人形遊びの中にも「おかいものいってきま~す」 「ほっぺこちゃん」などなどと声が聞かれるこの頃です。
とにかく絵がかわいい。特に「いもうとのにゅういん」の裏表紙のあやちゃんの顔が。「いもうとのにゅういん」には「はじめてのおつかい」のみいちゃんがいて、あさえの友達ひろちゃんが「とんことり」に出てくる子にそっくり。孫が「バアバはじめてのおつかいのこわいおじさんいるね」と見つけて喜び「すごいね、みつけたの」と言うと、得意になり「やった!! やった」と…。
とにかく、林明子さんの絵が大好きなのです。1945年生まれ同志の筒井頼子さんと組んだ絵本は、見つけると嬉しくて、まず自分用に買います。描かれている背景の“景色”を見るのが楽しみです。すみからすみまで“読み”ます。私が同学年(1946年生)なので、自分のくらしをたどって見ています。宮崎駿氏のトトロの映画を見て感じるのと共通した喜びを感じるのは、その時期がとても生き生き楽しんでいたのだろうと、今思います。
今年1月、5歳の1人娘が突然インフルエンザで亡くなりました。この本は娘が一番好きだった本です。絵本の中のあやと私の娘のあやは、名前も顔もそっくりで、最初に見た時はびっくりしたものです。娘をモデルにしたのではと思うほどで、今回あらたにもう一冊購入しました。絵本のあやのように、娘のあやも元気になれたらよかったのにと思います。絵本をひらくたびに2人で読んだ日のことを思い出し、せつなくなります。私と娘にとって、大事な想い出の1冊です。今回購入分、娘の通っていた幼稚園へ寄贈することにしました。娘の一番好きな本をお友達にも読んでもらいたいと思いました。
『あさえとちいさいいもうと』の絵本を若い頃に買って持っていました。しかし、『いもうとのにゅういん』の絵本があることを知りませんでした。あさえとあやちゃんが大きくなっているのに、まずびっくりして感動しました。妹のことを思うあさえの成長とやさしい気持ちに心が温まり、姉妹愛っていいなぁと思いました。林明子さんの絵本は大好きです。『とんことり』『きょうはなんのひ』『こんとあき』『おふろだいすき』を持っています。
2歳半の娘が書店で、「お母さん!これ、あさえちゃんよ!」としっかり握って来てこの絵本と出会いました。あさえとちいさいいもうとを読んで娘はあさえちゃんが大好きになりました。ストーリーの他にも、絵の中に他の絵本の登場人物がいたりして、娘も探しっこして楽しんでいます。子どもが病気の時のお母さんの表情や、あさえが子どもながらに一生懸命に妹の為に考える姿など、この絵本には愛情があふれています。読み聞かせていて泣いてはダメだと自分に言い聞かせるのですが最後にお母さんがあさえをぎゅっと抱く所は毎回号泣で普通に読む事ができません。主人が「じゃあ最後、僕が交代ね。」と言って代わりに読んでくれます。我が家では2人いないと最後まで読めない絵本です。
「いもうとのにゅういん」は上の子の代から我が家では定番となっている絵本の一つです。我が家にはこの絵本に登場するほっぺこちゃん人形にそっくりのお人形があります。もともとはお兄ちゃんのものでしたが、妹がこのお人形に夢中になり、「いもうとのにゅういん」ごっこに使う様子を見て、兄は妹に人形を譲りました。妹はとても喜び、大切にしています。名前はもちろん「ほっぺこちゃん」。絵本に影響され、絵本の向こうの現実世界でも上の子から譲ってもらったほっぺこちゃんが存在しています。
年中さんの娘が幼稚園で借りてきて、2歳の妹といっしょに読みました。自分たちと同じ年頃の姉妹のお話なので、それぞれの姿に自分を重ね合わせている様子、おしまいのところでは、読んでいる私のほうがほろりとして声が震えてしまいましたが、こどもたちにも思うところがあったようです。その後、娘は一人でじっくり読み直して、最後の場面に出てくるあさえがあやちゃんに書いた手紙の文面までしっかり読んでいました。物語としてもすぐれているし、表紙から裏表紙までよく練り上げられた構成、隅々までていねいで行き届いた挿絵、子どもの姿、表情もほんとうにすばらしいです。
私が選んだ本なのですが子供がすごく気に入って読み終わってから何度も読んでくれと言った本です。あさえちゃんのようなおねえちゃんに自分の子もなって欲しいなという希望からこの本を選びました。妹の立場になってものを考えることができるように一晩でなったあさえちゃんに脱帽です。子供もほっぺこちゃん人形を妹のあやちゃんにあげれてえらいねと感心してましたよ。やさしい気持ちを育てられる本だと思います。
お姉ちゃんに憧れを抱いている娘。2歳ですが、うまれてから毎日絵本を楽しんでいるため、絵本を楽しんでます。「あさえ」の絵本は正に「憧れのお姉さん」といったところのようです。筒井&林さんペアの絵本は両親揃って大好きな珠玉の絵本です。同シリーズのキャラが隠れているなどの遊び心がたまらなくくすぐります。
私が子供のとき読んでいたこの絵本を娘にも読んであげていたところ、大事な大事なお人形を妹にプレゼントする場面で思わず涙してしまった私です。大切なものを人にあげるという行為は幼稚園児にはなかなか難しいと思いますが、この絵本のように兄弟やまた他人を思いやる心のある子供に育ってくれたらと思います
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