わたしと あそんで

野原で女の子と小さな動物たちとの心の交流

原っぱにやってきた女の子が、ばったや、かえるや、うさぎやしかと遊ぼうと、みんなをつかまえようとします。でも、つかまえようとするとみんな逃げていってしまいます。誰も遊んでくれないので、女の子はしかたなく池のそばにこしかけて、水すましを眺めてじっとしていました。すると、逃げていったみんなが女の子のそばにもどってきてくれました。しかは女の子を頬をぺろりとなめてくれました。女の子はとってもうれしそう、みんなもとっても楽しそう。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,210(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
26×20cm
初版年月日
1968年08月01日
シリーズ
世界傑作絵本
ISBN
978-4-8340-0153-2
テーマ
散歩/ロングセラー

みんなの感想(7件)

れっきは『わたしとあそんで』を読みました。そしたらおもしろくてやめられなくなりすぐによみおわってしまいました。しかもいいところが2つあり、1つめのいいところは、かなしいはなしからすこしずつうれしくなっていくところです。2つめのいいところは、「え」がきれいなこととはなしがうつくしいところです。また『わたしとあそんで』をいっぱいよみたいです。

孫に読んであげました。逃げていったお友達がみんな戻ってきてくれて、嬉しかったようです。色数も描線も少ないのですが、大人が見ても美しい絵本だと思います。

前から知っていた本でしたが、あらためて自宅で手にとってみると、思いのほかあっさりとした絵がら、色づかいに驚きます。頭の中でくりひろげられる風景や女の子は、オールカラーで立体的な像をつくりだしているようです。そしてうごき出している。そんな間合いが、すごい本だと思います。

2歳半の娘が図書館で表紙を気に入りました。追いかけると逃げる動物たち。初めは一緒に遊べなくて悲しそうに聞いていた娘も最後には笑顔になって「私も遊びたい♪」と嬉しそうにしていました。いろんな感情が芽生えたんだと思えた一冊でした

追いかけると逃げてしまう動物達。 好きなものを、好きだといって追いかけることが良いとは限らないのです。 もちろん人と人の関わりを暗示させようともしているのだろうけど、そのまま読んでも自然との距離のとり方を喜びと共に教えてくれる作品です。 子供の一瞬の表情を描くのがほんっとうにうまい。 どのページも全部表情が違うのに、どれも子供の心の動きをしっかり捉えている。 そしてひとつ成長した女の子を遠くから暖かく見守り続ける太陽。子供の発見を奪わない、この太陽のような親になりたいものです。 50年以上前の作品だとは思えないなぁ…。

幼稚園児ぐらいの女の子が主人公の絵本です。この女の子は娘にそっくりなので気になって読みました。たくさんの動物が出てきます。そして動物と遊びたい女の子が動物を追いかけてでも動物は逃げて・・・。みたいなお話です。読み終わったらいいなと思わず言っちゃう絵本です。私は個人的におひさまの表情が好きです。

あそんで~、と働きかけている間は、逃げて行ってしまうのに、じ~と待っていると近づいてきてくれるのは、動物や、虫だけでなく、こどももそんな風に感じるときがあります。こどもは、「あそべてよかったね」といいます。純粋な心に感動する一冊です。

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