プンスカジャムってどんなジャム?
友だちとケンカをしてしまって、なんだかとっても腹が立つぞ!! そんな、誰もがいちどは味わったことのある「プンスカ」の気持ちを、じっくり煮つめてジャムにしちゃう幼年童話『プンスカジャム』。奇想天外ながらも、子どもたちの気持ちにしっかり寄りそった素敵な作品が、くどうれいんさんとくりはらたかしさんから届きました!
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*シートはA4サイズで印刷してださい。
プンスカについて、考える!?
『プンスカジャム』刊行を記念して、著者のくどうれいんさんと、本作の帯文にもメッセージを寄せてくださった作家の山崎ナオコ―ラさんが、それぞれ「怒り」について考えるエッセイを寄せてくださいました。
くどうさんは、「喧嘩っ早かった」と振り返るご自身の子ども時代と、本作が生まれた背景を。山崎さんは、ご自身の5才と2才のお子さんと向き合う中で生まれた怒りという感情への意識の変化について。
『プンスカジャム』をより深く子どもたちと味わうヒントにあふれた、2つのエッセイをぜひお楽しみください。
童話『プンスカジャム』について
「もう、もうもう、もうもうもう、ぼくはおこった!」小学2年生のハルは、友だちのタニくんに遊ぶ約束をすっぽかされて「プンスカ!プンスカ!」。怒りのおさまらないハルの前に「ベーカリーあんぐり」「あなたのプンスカ、ジャムにします」と書いてあるふしぎな車があらわれて、中から、あぐりさんと名乗るおばあさんが顔を出しました。ハルは、あぐりさんとプンスカジャムを作ることになりました。プンスカジャムっていったいなんでしょう。