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978-4-8340--*

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待望の続編刊行!第1作『野生のロボット』試し読みページ公開中です

 
「無人島に漂着したロボットが野生化して、他の野生動物たちとともに自然界を生きていく」……そんな聞いたこともないような物語が、アメリカの小学生に大人気らしい――。

2018年、日本でも『野生のロボット』として翻訳版が刊行されると、「面白くて一気に読みました」「感動で親も泣きました」など、たくさんの読者(子どもたちも大人たちも)が、この物語に魅了されました。

ところで、『野生のロボット』の物語は、最後、さらなる展開を予感させながら、終わります。「続編を心待ちにしている」という声も多く聞かれていましたが、ついにその待望の続編『帰れ 野生のロボット』の日本語版が、5月20日刊行されることになりました。

それに先行して、こちらでは第1作『野生のロボット』の第9章までのためしよみを公開いたします。これから読み始めようという方、初めてこの物語を知るきっかけにしてもらえたらと思います。


第1作 ためしよみ はこちら

第1作『野生のロボット』について


野生のロボット
ピーター・ブラウン 作・絵 / 前沢明枝 訳
 

<あらすじ>
あらしの夜、五つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが一体ずつ入っていたが、こわれずに無事だったのは一体だけだった。偶然スイッチが入り起動したロボット=ロズは、島で生きぬくために、野生動物たちを観察することでサバイバル術を学んでいく。はじめはロズを怪物よばわりしていた動物たちだったが、ひょんなことからガンの赤ちゃんの母親がわりとなったロズが子育てに孤軍奮闘する姿を見て、しだいに心をひらいていく。すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、不気味な飛行船がやってきた……。

待望の続編『帰れ 野生のロボット』について


帰れ 野生のロボット
ピーター・ブラウン 作・絵 / 前沢明枝 訳


<あらすじ>
ずたずたに破壊されてしまった「野生のロボット」ロズは、飛行船に乗って無人島をあとにした。向かった先は人間社会。ロズははたして生きのびることができるのだろうか? そして、息子のキラリや友だちのみんなに、ふたたび会うことができるのだろうか? 前作『野生のロボット』に続き、自然と科学、さらには人間社会のあり方についての問いかけに満ちた物語。

著者プロフィール

作・絵/ピーター・ブラウン
作家・イラストレーター。アメリカのニュージャージー州で育つ。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン卒業。絵本に『トラさんあばれる』(光村教育図書)、『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』(ブロンズ新社、2014年ボストングローブ・ホーンブック賞大賞)、イラストを担当した絵本に『きょうふのおばけにんじん』(2013年コルデコット賞オナーブック)『きょうふのおばけパンツ』(共に学研プラス)などがある。ニューヨーク在住。

訳/前沢明枝
翻訳家。ウェスタンミシガン大学で英米児童文学、ミシガン大学大学院で言語学を学ぶ。訳書に『家出の日』(徳間書店、産経児童出版文化賞推薦)、『アメリカ児童文学の歴史ー300年の出版文化史』(監訳、原書房)、『野生のロボット』(福音館書店」)など。著書に『「エルマーのぼうけん」をかいた女性ルース・S・ガネット』(福音館書店)がある。

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