『バンビ 森に生きる』試し読みページ
新刊『バンビ 森に生きる』
生き抜くための知恵と勇気 ――
あなたは、バンビの本当の物語を知っていますか?
▶︎ ためしよみ は こちら ◀︎
第1章〜第5章 公開中
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「福音館古典童話シリーズ」は、1968年の創刊以来半世紀にわたり、世界の名作の数々をお届けしてきました。今回、シリーズ第43巻として、新たに動物文学の名作『バンビ』をラインナップに迎えました。
『バンビ』は、1923年に刊行されて以来、世界中で翻訳され読み継がれてきました。
森に生まれたバンビは、さまざまな動物たちとふれあいながら、喜びや悲しみ、恐怖や孤独の体験を経て、やがておとなのノロジカへと成長していきます。
ときに動物たちの死を間近に見、生きることの厳しさを知るバンビ。そして生きぬくための智恵と勇気や慎重さを自らの行動をもって教え諭し、バンビを導くノロジカの古老。森の動物たちの姿は、多くの示唆に富み、“生きる”ということを、真摯に読者に語りかけます。
『バンビ』は、1923年に刊行されて以来、世界中で翻訳され読み継がれてきました。
森に生まれたバンビは、さまざまな動物たちとふれあいながら、喜びや悲しみ、恐怖や孤独の体験を経て、やがておとなのノロジカへと成長していきます。
ときに動物たちの死を間近に見、生きることの厳しさを知るバンビ。そして生きぬくための智恵と勇気や慎重さを自らの行動をもって教え諭し、バンビを導くノロジカの古老。森の動物たちの姿は、多くの示唆に富み、“生きる”ということを、真摯に読者に語りかけます。
訳者はドイツの文学作品を幅広く手がけて活躍中の酒寄進一さん。刊行から1世紀近く読み継がれてきた作品を、現代の子どもたちにふさわしい日本語でお届けします。
挿絵は1940年にスイスで刊行された版から採用しました。
森に生きる動物たちの命の輝き、老いと死、そしてまた命のつながりを描いたこの物語は、
大人の読者も深い感動を得ることができます。
ぜひこの機会に、子どもたちだけでなく大人の皆さんも、新訳の『バンビ』をお楽しみください。
挿絵は1940年にスイスで刊行された版から採用しました。
森に生きる動物たちの命の輝き、老いと死、そしてまた命のつながりを描いたこの物語は、
大人の読者も深い感動を得ることができます。
ぜひこの機会に、子どもたちだけでなく大人の皆さんも、新訳の『バンビ』をお楽しみください。
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著者プロフィール
1869年、オーストリア=ハンガリー帝国時代のペスト(現在ハンガリーの首都ブダペスト)に生まれる。本名はジークムント・ザルツマン。ウィーンに学び、劇評や戯曲、小説を執筆し、ジャーナリスト及び小説家として活躍した。ナチスの進出によって1938年にアメリカに亡命。その後スイスに移り、1945年にチューリッヒで亡くなった。『バンビ』は刊行以来、世界中で翻訳され、1942年にはディズニーのアニメーション映画にもなった。続編にBambis Kinder(バンビの子どもたち)がある。このほかにも、動物を描いた物語を数多く手がけている。
訳者 酒寄進一(さかより・しんいち)
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学表現学部総合文化学科教授。上智大学を卒業後、ケルン大学、ミュンスター大学に学ぶ。児童文学からミステリーまで幅広い作品を手がける。シーラッハ『犯罪』(創元推理文庫)で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞。主な訳書にテツナー『黒い兄弟』(あすなろ書房)、コルドン『ベルリン1919』『ベルリン1933』『ベルリン1945』(以上岩波書店)、『カフカ ショートセレクション 雑種』『シュトルム ショートセレクション みずうみ』(以上理論社)、『赤毛のゾラ』(福音館書店)など多数ある。
画家 ハンス・ベルトレ
1880年、オーストリア=ハンガリー帝国時代のシュルンス(現在オーストリアのフォアアールベルク州)に生まれる。ミュンヘン美術院で学び、印象派の画家として活躍。第一次世界大戦中は戦争画家として活動し、肖像画家としても数多くの作品を残している。『バンビ』の続編であるBambis Kinderの挿絵も手がけた。シュルンスにて1943年歿。