さんまいのおふだ

新潟の昔話

小僧を守る、便所の神様がくれた3枚のお札

寺の小僧は山へ花を切りに出かけましたが、日が暮れて道に迷い、白髪のお婆の住む一軒家に泊めてもらいました。ところが夜中に目を覚ますとお婆は恐ろしい鬼婆になって小僧を食べようとしています。小僧は便所にいきたいといってその手を逃れ、便所の神様から3枚の札をもらって逃げだします。語り口調をいかした再話による、スリルとユーモアをかねそなえた昔話の絵本です。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
この商品をシェアする

基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
27×20cm
初版年月日
1985年02月15日
ISBN
978-4-8340-0121-1
テーマ
昔話・民話/【3年生・学校図書】 国語教科書採用R2/【2年生・東京書籍】 国語教科書採用R6

みんなの感想(1件)

日本の昔話に興味を持ったきっかけになった一冊です。ある日、子どもと一緒にゆっくりお風呂で温まっていたとき、突然子どもがこのお話を語り出しました。あーそんな話、小さい頃読んだなぁと思いつつ、その日の「おふろお話会」は、私をとても楽しませてくれました。保育園の本棚にあったこの本を、気に入って繰り返し読んでいたようです。後日、保育園でこの本を見て、絵の魅力に驚きました。ちょっと漫画チックな絵が、お話とマッチしていて、子どもに読んでもらいながら、絵のすばらしさに「うっわー、こわいぃー!」とか大人の私が喜んでいると、あっという間にたくさんの子どもたちに囲まれるといった具合。このお話の「語り収めのことば」は、これまたひときわ秀逸。お話が終るとき、周りにいた子どもたちがいっせいに唱えます。「いちごさかえたなべのした、ガリガリ」

※いただいた感想は編集を加えたうえで、弊社宣伝物に使用させていただくことがございます。また、本サイトのより良い運営を妨げると判断した感想は、予告なく削除する場合がございます。ご了承ください。

※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご質問・お問い合わせについてはこちらをご参照ください。

※ご登録いただいたメールアドレスは、レビューに関する弊社からの問い合わせや連絡等の目的以外には使用しません。

あなたへのおすすめ

あのねメール通信

著者のエッセイや新刊情報を
毎月メールで配信します。

SNSで最新情報をチェック