子供時代を北海道で過ごしたという神沢利子さんが書く北国の春の情景は言わずもがな、片山健さんの絵が本当に見事。家も、木々も、春先の雪の固さも、細部までリアルに描かれています。我が家の近くには福寿草はないのですが、雪解けとともに現れたフキノトウを見た子供が「しゅんしゅん ろろろだ!」と大興奮でした。生活と地続きの物語になりました。
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 32ページ
- サイズ
- 20×27cm
- 初版年月日
- 2001年01月25日
- シリーズ
- こどものとも絵本
- ISBN
- 978-4-8340-1729-8
- テーマ
- 早春/雪・氷/【1年生・教育出版】 国語教科書採用R6/【3年生・東京書籍】 国語教科書採用R6
みんなの感想(3件)
雪解けの北国でありそうなお話です。雪解けのしずくも、小鳥も、小川もみんななぜか嬉しそう♪♪どうしてって聞くと、「いいことがあるからよ」との返事。どんないいことがあるんだろう?って、探しにいく女の子。女の子が見つけたものは・・・片山さんの描く女の子が、雪国の雰囲気にすごく合っていて、とっても可愛い^^;女の子が、リスを追いかけていて、転んじゃったままの姿で、雪に顔をつけて、じーっとしている姿など、幼児そのままって感じなんですよね♪♪そしてそこで発見したいいこと!息子の大好きなものの1つでした。まさに息子にとっても「いいこと!」なので嬉しそうでした☆
冬から早春に読んだら季節的にちょうどよい本だと思います。春ってなんだか大人も子供もうきうきしますよね。つくしが出たり蝶々が飛んでいたり。私の娘は3歳で季節がまだいまひとつ分かっていないのですが、春は好きなようです。季節がいまひとつ分かっていなくて春が来るということは楽しいんだよって言うのを教えてくれる本だと思います
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