どろんこ どろっちょ

こどものとも年中向き|2025年5月号

どろ団子作りがなかなかうまくいかないはるくんですが、失敗する度にどろの中からおばけのような“どろっちょ”たちが飛び出してきて、応援してくれます。たくさんのどろっちょと一緒に試行錯誤を繰り返すうちに、ついにきれいなどろ団子が完成! ひとりで熱中する楽しさを描いたどろ遊びの絵本です。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
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¥460(税込)

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【作者のことば|こさかまさみ】

ひとりではない「ひとりの時間」

子どもの頃、ひとりの時間をたっぷり過ごしました。家の前には小さな空き地があり、幼稚園に通う5歳間近まで、ひとりの時間のほとんどを、そこで過ごしていました。

草を摘んだり虫を見つめたり、地面に埋まっている石や根をひたすら掘り出したり、影が動くのを眺めていたり、ただただ、しゃがみこんで黙々と遊んでいると、あちらこちらから、いろいろな声が聞こえてきました。

「どいて、何でそんな邪魔なところにいるのかなあ?」「ここ、通り道だよ」と、アリ。「ちょっと、つつかないでくれる?」とミミズ。「もう。ひと掘り。あとちょっとだよ」と、石。

別段大きな事件が起こったわけでもありません。しかし、長時間同じ姿勢で足がしびれ、何度も何度もしゃがみ直していたあの時間は、半世紀過ぎた今でも鮮明に思い出されます。

他の人には見えない何かと、「うん、わかった」とか「ほら、どうぞ」と、ぶつぶつとおしゃべりをしながら遊ぶ私を、そっと放っておいてくれた母や近所の大人たちには感謝です。

自分が大人になった今、ポツンとひとり、何かを夢中になってやっている子を見かけると、そうっと後ろに回って耳をすませてしまいます。「どうしようかぁ?」とか「よし、これでいい!」とか、小さなおしゃべりが聞こえてくると、「ああ、今、この子のそばには、誰か(何か)が一緒にいるんだな」と、小さな頃の私を思い出してしまいます。

ひとりだけの世界になると聞こえてくるいろいろな声は、いつも私に正面から語りかけ、時には励まし応援してくれていたように思います。その声は、大人になった今でも時々聞こえ、私を助けてくれているのです。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
28ページ
サイズ
26×19cm
初版年月日
2025年05月01日
ISBN
テーマ

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