男の子が乏しい中から100日うさぎに食べものを与え続けたことと、宝ものを求めようとせず、動物の言葉が解れば話し相手が出来て、日々が楽しくなることを望んだ内容に惹かれ、咄嗟に自分は何を望んだだろうと思い合わせ、子ども達とそんなことも話し合えたらと思い求めました。紙質も絵もやわらかくていいなぁと思いました。
王さまになった羊飼い
チベットの昔話
生きものの言葉がわかるようになった羊飼いの話
貧しい羊飼いが、草原で出会ったうさぎに自分の食べ物をわけてあげました。それを100日続けたとき、うさぎは老人に変わり、老人は羊飼いに動物の言葉がわかる力を授けてくれます。羊飼いはその力で、王さまの家来の馬を助けて、宮殿に連れて行かれます。そこで王子の耳の病気を治すよう求められた羊飼いが困っていると、2羽のカラスが、王子の病気の治し方を話しているのを耳にします。そのとおりにして王子の病気を治した羊飼いは、お礼に国の半分をもらって王さまになりました。
- 読んであげるなら
4才から - 自分で読むなら
小学低学年から