学校司書をしています。3つの小学校の1年生に読み聞かせを行いました。どんなにザワザワしていても ふわーっとした空気につつまれていきます。 しんやくんの「えらかろ?」という言葉のあとには「うんうんえらい!」って声が返ってきます。 子どもの小さな日常が静かに描かれた作品は 案外少ないです。読み終わったあと みんなの顔から力が抜けています。そして担任の先生のお顔からも…。「あれ?よくなかった?」って初めて読んだ時は思いましたが、のちに「よかったーーおもしろかったーー」と、声に出す時とは違う満足した表情で みんな図書室から帰っていきます。
しんやくんのマラカス
こどものとも年中向き|2018年6月号
しんやくんは、幼稚園の砂場のところにある、藤の花の匂いが大好き。ある日、しんやくんは砂場でひとりの女の子と出会います。その子も藤の花の匂いが好きみたい。二人は何も話はしないけれど、花の匂いと、ゼリーのカップと砂で作ったマラカスの音を一緒に楽しみ、心を通わせていきます。福岡のことばで語られる、やさしい時間の流れるお話。
- 読んであげるなら
4才から - 自分で読むなら
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