○○するな。といわれると、したくなるのが人間の心理。この若者も、「みるな」といわれたのに、つい開けてしまった十二の蔵。この最後の蔵を開けるか、開けないかという場面が、子供にとってもすごい緊張感のある場面。開けちゃうだろうなあ。でも開けちゃいけない・・・など、お話を聞きながら子供も子供なりの葛藤がすごくあったようです^^;このあたりはやっぱ昔話の面白さかなあと思います。一の蔵~十二の蔵まで、どの蔵も日本の四季折々の良さがありますが、やはり四の蔵はすごい見ごたえがありました♪でもって、この蔵に田植え・稲刈りがあったりするのが、コメ文化の日本ならではといったものを感じました^^;
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 36ページ
- サイズ
- 22×25cm
- 初版年月日
- 1989年03月25日
- シリーズ
- 日本傑作絵本
- ISBN
- 978-4-8340-0831-9
- テーマ
- ー
みんなの感想(2件)
道に迷った若者が、助けを求めた山奥の屋敷の中で、決して見るなと言われた12番目の蔵を覗いてしまうお話です。見るなと言われれば見たくもなりますよね^^;しかも1から11番目までは見ていいって!(笑)一の蔵は一月の景色、二の蔵は二月の景色。蔵の中には、幻想的な美しい日本の四季が現れます。その美しさに魅せられたのか、次々に扉を開けていき最後の十二番目の蔵の前に立った若者は、我慢できずにこの扉も開けてしまうのです。。長男は、このシーンはかなりドキドキするのか1mくらい後ずさりしながら聞いています(苦笑)してはいけないと言われたことを破ったとき、どうなるのか。。少しずつ先を読んで物語を楽しめるようになってきているのかなぁ^^☆昔話や民話の結びの言葉も大好きです♪これを聞くと、ぱっと現実に戻ってこられますね。
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