せいたかだいおう
ヒマラヤの ふしぎな はな
かがくのとも|2002年8月号
ヒマラヤの高山植物は、極寒の地に適応して、みんな体を小さくして生息しています。ところが、せいたかだいおうだけは、7年もの間、根をのばして栄養を蓄え、8年目にはずんずんと成長していって、巨大な植物となります。その姿は、まるで仏塔のようです。そして半透明の葉で温室をつくり、その中に8千とも、1万とも数えられる小さな花を咲かせます。寒いから温室を作った? 自然は不思議に満ちています。(かがくのとも401号)
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
ー