こどものとも年少版307号

いろいろおせわになりました

わらべうた「おちゃをのみにきてください」より

こどものとも年少版|2002年10月号

「いろいろおせわになりました」なんて小さい子が言うだけでおかしい。子どもは大人のまね遊びが大好き。いったいどんなお世話になったのでしょうか? 登場するのは、子どもとカエルとタコと妙なオジさんと、どでかいタマゴ。絵をよーく見ていくと、お世話になった内容がわかります。場面と場面の間、描かれていない時間に起ったことを想像するのが楽しいのです。“わらべうた”を題材にした今までにないユニークな絵本。

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ぼくは、このまえ  やぎゅう げんいちろう

 ぼくは、このまえ、近藤信子さんたちといっしょに『にほんのわらべうた 全4巻』という本をつくりました。
 その4さつの本は、うちの台所用ハカリでは、いっぺんにはかれないほどおもくて、ぜんぶで1.7キロになります。これぐらいおもいものになると、おねだんのほうもぜんぶだと、どーんとがんばって1万円ほどになります。うわあーたいへんじゃないのおー、とおもうかもしれませんが、4人とか5人とかが共同で買えばひとりあたり2000円か2500円となるので、そんなにたいへんじゃありません。ぜひ買ってください。赤いCDもついているんですよ。
 そういうことで、今回の『いろいろおせわになりました』というこの絵本は、その『にほんのわらべうた』にでてくる「おちゃをのみにきてください」という、なわとび歌がもとになっています。
 そして、この絵本のはじめにでてくるかえるさんは、その『にほんのわらべうた』にでてくる「かえるがなくからかえろ」の歌のかえるさん。そのつぎにでてくるたこさんは、「ちゅうちゅうたこかいな」のたこさん。そのつぎにでてくるはげおやじは、「さいならさんかく」の歌のおしまいにでてくるはげおやじ、ということになっています。
じゃあ、そのつぎのきょうりゅうさんも、その『にほんのわらべうた』にでてくるのかなというと、それはそうじゃなくて、もっとまえに神沢利子さんといっしょにつくった、ちいさい子たちにとっても人気のある『たまごのあかちゃん』という絵本にでてくるきょうりゅうさんなんですよ。
 じゃあ、きょうは、このへんで、さよならあんころもちまたきなこ。

(2002年)

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
24ページ
サイズ
21×20cm
初版年月日
2002年10月01日
ISBN
テーマ

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