こどものとも年少版217号

みんなみーつけた

こどものとも年少版|1995年4月号

みんな、みーつけた、というのは、かくれんぼでオニが全員を見つけたときのことば。かくれるのも楽しい、見つけるのも楽しい、そして見つかるのも楽しいかくれんぼを、岸田衿子作詩、木下牧子作曲の「かくれんぼ」の楽符が載っています。かくれんぼのあと、ぜひ歌ってください。

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かくれんぼの楽しさ・怖さ  岸田衿子

 子どもの頃、無我むちゅうで外遊びをしたわけは、近くに雑木林や竹やぶがあり、丈の高いすすきっ原や畑があって、探検するのにちょうどよかったからです。さっきまで遊んでた仲間が、急に視界から消えてしまうかくれんぼ。生まれてはじめて孤独感を嚙みしめます。
 オニも一生懸命だし、隠れるほうも一生懸命。友だちなのにオニがくるとドキドキしてしまう。みつかりたくないけれど、ちょっとはみつけてもらいたい。子どもにしては複雑な気持ちを味わうのがかくれんぼです。
 それに隠れていると、地面にムカデとか得体のしれないひからびた虫を発見して、もうみかつってもいいから出て行きたくなります。それでもかくれんぼはやめられず、今でもやっています。ぜったいみつからない㊙の技もあるのです。

(1995年)

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
24ページ
サイズ
21×20cm
初版年月日
1995年04月01日
ISBN
テーマ

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