はじめてのかり

こどものとも年中向き|1996年2月号

モンゴルの大草原に住むバートルは、ある冬、父さんとおじさんのシカ狩りに初めてつれていってもらいました。ところがお父さんといっしょに、湖の畔に見た2つの光は、トラの目だったのです。鹿狩りを中止してテントに戻る途中、イノシシが自分の毛皮を凍らせてトラとの闘いに備えているのを目撃します。その夜、すさまじい吼え声が聞こえ、翌朝、2頭とも死んでいるのを見つけました。

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基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
32ページ
サイズ
19×26cm
初版年月日
1996年02月01日
ISBN
テーマ

みんなの感想(2件)

三人の息子が小さい時(4〜10歳頃)、寝る前によく読み聞かせしました。冬の薄暗い寝室、窓の外の風の音が聞こえる中、息を殺して真剣にじっと聞き入る子どもたちの様子が忘れられません。きっとバートルの気持ちになって雪原で狩りを体験していたのでしょう。読み手の私は厳しくもあたたかく子どもの成長を見守るモンゴルの大人たちの様子に心惹かれました。絵本を通じて貴重な体験をさせていただきました。この絵本を世に出してくださった作者、出版社の方に感謝します。

はじめてのかりを2年生の読み聞かせで毎年読んでいます。主人公バートルの気持ちに重ね合わせながら子どもたちは聞いていることが感じられる。冒険心でわくわくしている、怖い、じっと緊張している、と、場面に合わせて聞き手の子たちも、一緒にワクワクドキドキ、最後はお母さんの胸に飛び込むところまで、共感しているのだろう。スーホの白い馬を学校で勉強している時期でもあって、「モンゴルでは日本と同じにうどんを食べるんだ」など感想が出る。貴重な一冊だと思う。品切れが残念!

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