末っ子の心理を丁寧に描き出したロングセラー

ティッチは小さな男の子でした。兄さんも姉さんも、体が大きくて、大きな自転車に乗り、すてきな凧をあげることができるのに、ティッチは三輪車に乗って、風車をまわすだけ。兄さんや姉さんは大きな楽器を演奏できるのに、ティッチは小さな笛が吹けるだけ。でも、兄さんの持ってきた大きなシャベルを使って、姉さんの大きな植木鉢にティッチのとっても小さなタネをまいたら、そこから大きな大きな木が生えてきましたよ!

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,210(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
26×21cm
初版年月日
1975年04月25日
シリーズ
世界傑作絵本
ISBN
978-4-8340-0449-6
テーマ
ロングセラー/兄弟・姉妹の本

みんなの感想(2件)

よみきかせ講演会でオススメされ、図書館で借りました。2歳半の娘ですが、自分がティッチになった気分で読んでいるようでした。お兄ちゃんたちより小さい自分がちょっと悔しかったりしていたようですが、最後にはぱっと笑顔になっていました。子どもでも複雑な気持ちの変化をしてるんだと思わせてくれる本でした。もう少し大きくなってから、また読んであげると違う感想を持つのかな?と思い、また読んであげたいと思います。

ティッチの手のひらにある、種がいちばん大きく成長する最後が本当に大好きです。子どもにどこまでこのすばらしさを感じてもらえるのか、まだふしぎなところはありますが、読み続けていきたい1冊です。すばらしい作品を作ってくださって本当に感謝申し上げます。

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