ウチの子が幼稚園の時読みました。困っている人に自分の物をニコニコしながら与えていく気のいいとのさま。地位よりももっととのさまな事ってコレ!と納得の傑作。幼稚園に入った甥にもプレゼントしたいなって思ったんですが、絵本にはなっていないようですね。
おとのさま
こどものとも|2003年7月号
昔、散歩の好きなおとのさまがいました。今日もいつものように散歩に出かけましたが、野菜を運ぶのに老いぼれ馬しかなくて困っている村人に出会うと、自分のりりしい馬と取り替えてやり、祝言なのにぼろの着物しかなくて困っている家族に出会うと、すてきな着物と交換してやります。その度に「わしはりっぱなおとのさま……」と歌いながら……。福音館書店創立50周年記念募集作品の入選作です。
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
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