最高です。長新太さんの絵本はたくさん読んでいますし全部面白いのですが、これが一番好きです。まず、ともだちがゾウアザラシ…「なぜ、それが友達!?」と突っ込む間もなく、突っ込みどころ満載の展開が目白押しです。ユーモアのセンスが秀逸すぎます。何度も読みすぎて、2歳の子供が文章をそらんじてしまい、たどたどしい日本語でその本を読んでいますが子供が読むとさらにおもしろさ、ナンセンスさが倍増です。
なんじゃもんじゃはかせの おべんとう
こどものとも|1993年12月号
なんじゃもんじゃ博士と友だちのゾウアザラシが、お弁当を食べようとしたら、へんな木々が「お弁当をちょうだい」とやってきました。博士たちは大急ぎで逃げましたが、がけから川へ落ちてしまいます。こんどは川の底で巨大なエビに追いつめられた博士が、お弁当のエビフライをぐいっと見せると……。「母の友」の連載でおなじみの「なんじゃもんじゃ博士」の「こどものとも」版です。
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
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