子どもの時に読んで今でも記憶に残ってる本です。何度読み返したか分からないくらい大好きな本で、初めて車椅子や電動車椅子の存在を知るきっかけになりました。そして、車椅子利用者の視点からみた階段、新幹線に乗る時の段差等さまざまなサポートが必要な人がいることもこの本を通して知りました。あきくんがお父さんの膝に乗って移動しているのが子どもの目線だと楽しそうに見えて、おとうさんとの旅にとてもワクワクした記憶が残ってます。内容も絵もとても可愛らしい。大人になってからもう一回読みたくて色々探したのですが見つけられず、今の時代の子どもにも是非読んでほしい本です。
おとうさんといっしょに ─おばあちゃんのうちへ─
こどものとも|1989年7月号
あきくんは夏休み、体の不自由なお父さんとふたりで、おばあちゃんの家にいくことになりました。駅の階段の上り下りや電車の乗り降りは、まわりの人や駅員さんが手助けしてくれました。新幹線には車椅子で入れる広いトイレがありました。駅を降りるとあきくんは、お父さんの車椅子の膝に乗って、おばあちゃんの家に向かいます。こどものとも380号に続く、あきくんとお父さんの絵本です。
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
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