タイトルの『ぬくぬく』は妖怪なのですが、妖怪というより人間味あふれる存在で、読み応えがあります。絵にもインパクトがありますね。女の子はちゃんと可愛く、ぬくぬくも可愛らしい。実在する民話のようでもあり、虚構のようでもあり不思議な読後感が残ります。
ぬくぬく
こどものとも|1980年1月号
体じゅうに藁をまきつけた寒がりの妖怪ぬくぬくは、山に雪が降ると里にやってきて、通りかかる人に身をすり寄せてきます。ぬくぬくに出会った人は三日は寝込んでしまうのですが、ある日出会った女の子は、体をすり寄せても驚かず、にこにこついてきました。ぬくぬくは困ってしまいますが、やがて寝てしまった女の子を背負うと里に向かい……。結末は読む者の心も温かくなる物語です。
- 読んであげるなら
5・6才から - 自分で読むなら
ー