モグラくんとセミのこくん

土の中を散歩していたモグラくんは、迷子になったセミのこくんと出会い、一緒にモグラくんの家で暮らすことに。季節が移りすぎ、一年が経ったある日、セミのこくんの背中にひびが入り、中からすこし大きくなったセミのこくんが出てきました。セミのこくんは「ぼくらセミのこはいちねんにいちどからをぬいでおおきくなるんだ」そして「らいねんもういちどからをぬぐと、ぼく、セミになるんだ」といいました。次の夏のある日、セミのこはもう土の中にいられないことに気づきます……。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,100(税込)
この商品をシェアする

基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
27×20cm
初版年月日
2011年06月05日
ISBN
978-4-8340-2662-7
テーマ

みんなの感想(4件)

セミのこくんがカラをぬいで、やがてセミへと成長するまでの、モグラくんセミのこくんの友情というか、二人のくらしがほのぼのとしていて、ラストのセミのこくんの旅立ちを自分の心の喜びのように受け取めるモグラくんの優しさが、心にじーんとします。福音館の本が大好きです。

娘も私も大好きな一冊となりました。モグラくんとセミのこくんが友情を育む様子がとても丁寧に描かれており、二人の別れのシーンは親の方が読み聞かせながら涙ぐんでしまいました。それぞれの人生を歩みながらも、2人で過ごした日々は忘れられないステキなものになったのだろうなぁ…とその後をつい想像してしまいます。

この本を読むたびにお母さんが泣いていました。

せみの抜け殻はよく子どもは発見するが、どうやって抜け殻ができるのかわかりやすく描いてあり、セミの一生を伝えるのにいい絵本であったし、モグラくんの優しさがとても伝わり、温かい気持ちになった。

※いただいた感想は編集を加えたうえで、弊社宣伝物に使用させていただくことがございます。また、本サイトのより良い運営を妨げると判断した感想は、予告なく削除する場合がございます。ご了承ください。

※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご質問・お問い合わせについてはこちらをご参照ください。

※ご登録いただいたメールアドレスは、レビューに関する弊社からの問い合わせや連絡等の目的以外には使用しません。

あのねメール通信

著者のエッセイや新刊情報を
毎月メールで配信します。

SNSで最新情報をチェック