文庫版

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あやとりの記

幼子が「魂のよい」ひとたちと、交わってゆく

幼子のみっちんは、火葬場の隠亡「岩殿」、“あいさつのよい”大男の孤児「ヒロム兄やん」、それにいつも懐に犬を入れた女乞食「犬の仔せっちゃん」など、人間の世界のかたすみで生きているような人々にみちびかれ、土地の霊たちと交わってゆく。しいたげられがちな人こそが「よか魂」をもち、魂のよい人間ならば、神さまと話すことができるのだという世の神秘が、あたたかみある熊本方言とともにつづられてゆく。

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    小学高学年から
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基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
368ページ
サイズ
17×13cm
初版年月日
2009年03月20日
シリーズ
福音館文庫
ISBN
978-4-8340-2415-9
テーマ

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