本屋さんに、福音館の『ハイジ』と岩波の『ハイジ』が仲良く並んでいました。どっちを買おうかなと迷いましたが、福音館にしました。なぜって、挿し絵が本物で、古典らしい重々しい雰囲気がただよっているから。値段が安くて、しかも内容が充実した本ってそんなにありませんよね。得した気分です。岩波の『ハイジ』も字が大きくて読みやすそうでしたよ。
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福音館文庫 『ハイジ』(上)
もくじ
第一部 一人前になるまで
1. アルムじいの小屋へ
2. おじいさんの家で
3. 牧場にて
4. おばあさんの家で
5. お客さま、それにつづくもろもろのこと
6. あたらしい暮らし、あたらしいことずくめ
7. ロッテンマイアさんのゆううつ
8. さわぎはまだつづく
9. ゼーゼマン氏のきかされたこと
10. おばあさま
11. よろこびと悲しみと
12. ゆうれい登場
13. 夏の夕暮れのアルム
14. 日曜の鐘の音
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 304ページ
- サイズ
- 17×13cm
- 初版年月日
- 2003年03月20日
- シリーズ
- 福音館文庫
- ISBN
- 978-4-8340-1934-6
- テーマ
- 古典童話/電子版
みんなの感想(2件)
某BSでのTV版ハイジを観ていて・・ふむ、原作はどうなのかと読みたくなっていたら、文庫化の話が!ハイジのようにピョンピョン飛び跳ねていました。アニメと違い「生きる」ということ、「生活する」ということそして「信仰」何より一人一人の人物が、村の人たちがより深く描かれていて、歯医者の待合室で読んでいて、ぼろぼろ泣いてしまいました。ちょうど知人からチロルの村についてのレポートをいただいていたので、自然とともに生きる人々の様子、と重なり、アルムの自然が胸に迫ってきて、読み終えたときには脱力してしまいました。おじいさんのハイジに対する接し方はそこいらの育児書よりも参考になります。子どももですが、お母さんお父さんが子どもから取り返してでも読むべき本だと思いました。
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