ダーウィンのミミズの研究
土の中に住むちっぽけな生き物、ミミズ。だれもが知っているのに、だれからも注目されることはありません。ところが、そのミミズの研究になんと40年、ほとんど生涯を賭けた人がいました。それは、進化論を説いてあまりにも有名なダーウィンです。家の裏庭につづく牧草地の一角に白亜をばらまき、観察と実験を重ねること29年。そこを掘ってみると、ダーウィンの仮説どおり、ミミズは地面の表面を耕していたのでした。
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小学中学年から
カテゴリ | : かがく絵本・図鑑 |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 26×20cm |
初版年月日 | : 2000年06月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1679-6 |
シリーズ | : たくさんのふしぎ傑作集 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
進化論のあのダーウィンが華麗なる学説を発表する一方で、ほとんど生涯をかけてミミズを研究していたという話。仮説を立てて、それを検証するという研究の実際的な方法がよくわかる。ダーウィンのこの地道な研究に触発された筆者は、さらなる仮説を立ててその検証を志すが・・・研究の世界は果てしがないなあ。でも、ロマンだなあ。研究者の世界をこどもが垣間見るのにちょうどよいと思います。
NORISさん
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